京都・滋賀で事業を伸ばしたい経営者を、リアルタイム月次決算と行動計画で経営支援する、コーチ型経営支援税理士。
京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階
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事業の倍速コラム。

2014/06/14
「お金は次回来てもらったときでいいですよ。」

何気に言ってしまうことありませんか?
現金商売で、たまたまお客さんが財布を忘れてたとか、少額だから、
常連だから、ちゃんと払ってくれるから、とか理由は色々あると思います。
しかし、それって会社の経営破綻につながる一言かもしれませんよ?

モノの販売は、モノを売り上げて手渡した時点で終わるのではありません。
その代金を回収して初めて終わります。
(手形とか小切手ならその現金化が終わるまでです。)
モノを仕入れて、販売して、回収する。
このサイクルが1回にどれぐらいの期間がかかっているか定期的に確認すべきです。
業界によって色々ありますが、代金の回収より、そのモノの支払いの方が早い場合
それが業界の常識であってもその差を縮めるべきです。
(飲食業であっても、その日の売るものだけをその日に購入するとか、掛仕入にしてもらうとか)
製造業や建築業で販売までに時間がかかる場合、手付金や内金をもらうことも検討すべきです。

たとえば珈琲チケットのように、先に払ってもらえれば、1杯無料にしますよといったことも
販売サイクル期間の短縮になります。
回収が遅れるというのはその分お金を借りているようなものです。見えない金利を払うぐらいなら
利益率を下げても回収を上げる方が経営が改善するかもしれません。

普段の何気ない行動が大きな結果となることはよくあることです。
これを機に一度確認されてはいかがでしょうか?



2014/06/08
この2週ほど大きな買い物をするために営業を受けてきました。

 1件は自社のアピールを前面にされており、対応等も丁寧でした。
いざ見積もりの時に、なかなか引いてしまうような金額を提示され(笑)
おーさすがに高いなーと思ったわけなのですが、そのあとに今なら
この価格ですよと4割ぐらい引かれた見積もりを提示されました。
明日以降は無理なんですと今だけですよ!と、説明の倍ぐらいの時間粘られましたが
とりあえず保留。

 もう1件は、自社のアピール以上に1件目や他社の欠点をアピールされて
ドン引きして帰るという状況でした。
同じ相手の欠点でも、悪口に終始するのか、こういうこともありますがうちは
このようにしていますよとアピールのアクセント程度にとどめるとか言いようは
色々あるとは思うのですが。

 1件目は、顧客に選択肢を狭めて、こちらの思うように誘導する方法で通常でも使われているでしょうし、
2件目もライバル商品より当社のほうがいいというアピールで成果が出ているものかもしれません。
けどこれって・・・そのセールスさんを信用できませんよね?

 今回の話は1回買うとリピートされることがない商品だったので、このような手段が
日常的に行われているものかもしれませんが、税理士業はその後長く付き合っていただきたい
業界ですし、通常の商売であればリピートを求めることが多いと思います。
今回の例は特殊な事例でしょうか?
そうではないと思います。
普段されている営業方法・・・目先の商売だけを意識していないでしょうか?
先につながらない営業であればまだましですが、先をつぶす営業になってませんか?

 人の経営を見る商売をしていますが、私も一経営者であり、一営業マンです。
改めて考えさせられるものでした。

未来こうなるシート

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