京都・滋賀で事業を伸ばしたい経営者を、リアルタイム月次決算と行動計画で経営支援する、コーチ型経営支援税理士。
京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階
  1. 事業の倍速コラム。
 

事業の倍速コラム。

2014/01/27
 おっしゃ。 独立開業して一旗あげるぞ!!(この書き方が一昔前がイメージのありますが・・・)

 そう思った時がいつの時点かにもよりますが、会社に就職することなく独立開業するのは個人的にはお勧めしません。
会社でこそ学べることも、また多いからです。特にすばらしい点は、給与という安定した収入がもらえて、仕事の範囲内であれば自由にいい意味で実験することができるからです。起業のための資金も貯められます。失敗は会社が面倒見てくれます。何があったとしても、最悪クビになる程度です。
(好き勝手にしていいという意味ではないです。あくまで勤めている会社に貢献しようとした結果という意味です。)

 会社に在籍しているからならではの理不尽さ不便さもあると思いますし、それが俗にいうサラリーマンさんたちのお酒のアテになっているわけなのですが、理不尽なことやプレッシャーは独立してもついてくることなのでそれの対処も学んでおいて損はありません。(独立したら、違う種類のプレッシャーがありますけど。)

 では、就職するならどういった企業がいいのか、小さい会社で色々させてもらったほうがいいのか、大きい企業で大きな仕事をさせてもらったほうがいいのか。既に働いている場合、今のまま続けて学ぶのか、それとも開業のため転職するのか。色々考えると思います。実際私も色々考えました。

 小さな会社では色々なことを任せてもらえると思います。あと、社長が身近な存在なので代表者が長としてどのようなことを
されているかを見ながら学べることも多いと思います。大きな会社では規模の大きな仕事にかかわることもできますし、小さい会社と違い充実した研修体制が整っているのでスキルアップはしやすいです。
 ただ、人に会うのは大きい会社のほうがその名刺があるだけで会える人が多くなりますので、そういった意味では大きい会社のほうが有利といえるでしょう。しかし、不利なだけであって頑張りさえあれば色々な人と会うことは可能ですのであきらめる必要は全くありません!!
 今いる場所でどうするか。もう何もすることがないということはないと思います。その会社でも次のためにできることがあるはずです。特に今までそういうことを考えたことがなかった人には。入社した時からそのことを意識して行動されていれば、独立開業なり副業なりのステップに進む時が近づいているかもしれません。

 さて、実際に開業するときに何をするか。やりたいことは大きく分けて
 1.現在やっていることを(に近いことを)する
 2.まったく違うことをする。
だと思います。1.であれば今の仕事とバッティングする可能性が高いので、副業することはやめたほうがいいと思います。2.であれば副業として試してみるのも一つの考えです。もちろん時間の配分を考えないと本業に迷惑がかかりますので、その点は注意してください。税理士業で起業を目指そうとしていた私は副業は無理でしたけどね(たしか法律的にできなかったような気がします。)小売、特にネット通販であれば副業はしやすそうです。副業としてできなくても準備できることは色々できるはずです。もちろんその間は本業とかけもちになりますので大変ですけど。

 実際準備の段階まで来ると、モチベーションもあがっているのでなんとかクリアできるはずです。その中で独立開業するまでに必ずしてほしいことは計画を立てること。しかも、金融機関にお金を借りるのに必要なレベルよりできれば高いレベルで作成
することです。

 次回は計画の立て方について書いてみたいと思います。

 

2014/01/20
 事業を始めるにしろ、企業に就職して仕事をするにせよ自分の強みを作り極めていくというのは大事です。
 ただ、私には才能が・・・とか、特に目立ってできることは・・・とか、普通よりはできるけどトップクラスでは・・・
となかなか難しく感じると思います
 しかし、幾つかのパターンに分けて自分の強みを発見し力を入れていくことは可能ですし、最初から抜きんでた強みを持っている人もおられません。


1.だれでもできる平凡な事を、非凡なレベルにまで高める。

 これは、単純にパソコンの入力作業であったり、衣料をたたむような他にできる人が多くいる事を極限まで極めるということです。
 仕事には色々ルーチンワークがあると思います。誰もができ、そこそこできていれば特に何も言われない作業です。
ただ、このルーチンワークを正確に人の10倍以上のスピードで行う人がおられます。その人は素質があるというより、今の仕事を如何に早く正確にすることができるかを考え実践してきた人です。

 誰もができるものであっても、正確性を落とさずスピードを極限まで上げることができるのであれば、それは自己の強みであり、それだけで事業とすることが可能です。

 時は金なりとはよく言ったものです。
 このパターンの良い点は最初の取っ掛かりが簡単だという点です。


2.幾つかの業務を一人でできる。

 今は1つの事がそこそこできるのであれば仕事になりません。しかし1.のように極めることが難しく時間がかかることであったり、性格的にそこまで突き詰めるのが苦手な人もあると思います。
 その時には、本来は2・3社(人)で行う事を一社(人)でするというのも方法だと思います。

 物を販売するには、デザイン会社がデザインを考え、その後試作品を作る会社にその試作品を作り、別の会社で大量生産を行い、販売会社が販売する。単純に分ければ4つの工程がありますが、これを1つの会社ですることができれば、スピードアップやコストダウンになり、企業であれば利益率の確保につながります。農業の6次産業化というのもこれに該当します。

 また、全く違うジャンルに精通しているというのも1つの強みになると思います。
 本職は建築デザイナーだけど、飲食にも精通しているので、お店のデザインだけでなく、基本コンセプトからメニューまで作成でき、その人がお店の全てについて一貫性をもって企画提案できる人がおられます。その人が従業員の指導までできたら、さらに大きな仕事になると思いませんか?

 このパターンは、個人事業で考えるなら、前半は仕事の幅を広げていく、後半は趣味と絡めて進めていくと負荷が少ないと思います。


3.交友関係が尋常ではない。

 フェイスブックで有名人と繋がってる。というレベルではありません。
何かに対して自分自身は詳しくなくても、詳しい人を知っていて、なおかつその方を紹介することができ、紹介された人も
その人の紹介であればと友好的に対応してくれる。
 その人にお願いすれば、最終的にはなんとかしてくれる。たまにおられますよね。みんなから一目おかれている人が。

 こういう人になるのは難しいと思いますが、その過程として色んな人に出会ってお話が聞けるというのはいい刺激になりますし、交友関係の強化というのは仕事的に個人的にも良い事ずくめなのでやらない手はないですよね。
 全ての事についてこういったレベルまで達するのは極めて難しいことですが、あるジャンルについてであれば可能であると思います。

 こういうことが得意な方は、なんにでも興味をもって、誰にでも積極的に関与して聞きたがる人ですし、こういうことができる人は周りの人に色々な情報を提供できる人気者でしょう。
 このパターンは日頃の交流がモノをいいます。時間はかかると思いますが、財産として確実に蓄積できるものです。


 と、ざっくり書き出してみましたがどうでしょうか?
きっと3つのうちどれかは既にされているか、することに抵抗がないと思います。
こんな事を考えつつ、自分の夢を膨らませるのは大変楽しい事です。

 定期的にじっくり考える時間をつくるのは、事業にも大事ですが、プライベートでも楽しく大事なことだと思います。
 「そんなと言われても忙しくて時間をつくるのが難しいねん。」
と突っ込まれた方には、毎週この時間は確実に開ける、毎月この日のこの時間は絶対に思考の時間にする。
とスケジュール帳に書き込んで決めてしまえば意外と作れるものです。
間違いなくトップクラスの人は私達以上に忙しくてもそういう時間は作られてますから。
 お前はどうしてんねん?って? このコラムを書く時間と一緒に毎週時間を決めていますよ。

 次回からは、開業までのステップを書いていきたいと思います。

2014/01/14
 誰と一緒に仕事をするか。

 事業をするには一人ではできない業種もあります。
アルバイトを雇って事業が成立するのであれば、主従関係がはっきりしているので問題はありません。
ただ、仲間と一緒に事業を始めるときには注意が必要です。

 誰がこの事業の主となるのか。
これをはっきりしておかないと後々問題がでてきます。
共同で始めたから、仲間だからという意識で、共同代表という形で始めると責任が曖昧になり、
途中で座礁に乗り上げることになります。

 仲間だから問題がないということには残念ながらなりません。
逆にこの主従関係を最初にしっかりしていないと、せっかくの友情にまでヒビがはいることになるのです。

 事業を行うには大変な責任を負うことになります。それを何人かの仲間で負うことは
誰も責任を負わない、擦り付け合いのようになる可能性が高くなります。
誰かが責任を負い、他の仲間が支える、この関係が大事です。

 責任を明確にすることは、事業が拡大していっても大事なことです。
自分の行動に責任が出てくるからこそ、人は一生懸命に動くことができますので。

 同じ意識をもつ仲間がいることは非常にありがたいことです。
なら、それぞれが独立し、そして共同して個人ではできないような事業をする。
これぐらいの気概があれば、きっとみなさんが成功されるでしょう!!

 タイトルと違うじゃないか? 確かにそう見えるかもしれません。
上記の話は、複数で始める事業でも自分一人でする覚悟をもっていただきたいという
お話です。仲間と一緒に事業をするときは依頼するのであって依存してはいけない、
相手には相手の考えや生活があるのでなかなか自分が思ったとおりには動いてくれませんし、動けません。
その時に一人でする覚悟をもって事業を立ち上げておられれば、相手に対して必要以上に不安や
不満はでてきませんし、その時には簡単に違う人に依頼すればいいという切り替えもできると思います。
 
 そうそう。独立するって言ったら、いろんな人から一緒にどう?って言われるんですよ。
(そんなに仲良かったっけ? って方からも話が来るので面白いですが)
自分が独立せずに一緒にしようとしてる人の実力ってどうなの?とは思いますけど・・・。
最初ある程度までは、一人でされたほうがいいとは思います。
 あ、家族は別ですよ。家族の協力を得るというのは大事だと思います。
カレーで有名なCoCo壱番屋のフランチャイズでは夫婦や家族でフランチャイズをするという条件で
ないとできないという話です。(すいません。うろ覚えですけど。けど、家族の理解と協力は大きいです。)

2014/01/04
 意味は、
「一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、
最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということ。」
です。
(ちなみに、私は元旦に計画した行動を起こすと良いという勝手な思い込みから、元旦にジョギング等
することが多いです。続いているかどうかは別として。)


 開業しようとされている人、開業している人の中で個人事業されている人は、1月〜12月までを一年
として計画をたてるのが普通だと思います。ですので、プライベートも事業も両方お正月休みに考えて
行動される方は多いでしょう。


 その時に単純の1年のスケジュールを考えるように決めていないでしょうか?
もちろん、計画は最終的には具体的なものとし、毎日のスケジュールに落としこむべきものです。
しかし、あなたの夢は1年で叶えられるものでしょうか?

 皆さんには漠然と「将来はこういうふうになっていたいなぁ」という思いがあると思います。

そこです!!

その「将来はこういうふうになっていたいなぁ」という思いを達成するためには、

・その将来は何年後に達成したいか、
・そのためには、その中間点にはこれができていないといけない、
・なら、今年はこれを達成しないとだめだから、毎月こうしよう、
・じゃあ、一週間ではこういう行動をしよう

と、大きな「森」から「枝葉」を考えて行けば納得する計画が立てられると思います。
もちろん「森」の部分からわかりやすいように数字に置換えられるものは置換えて行きましょう。


計画は目標を達成するためには大事です。
が、将来にかけて大きな目標を作っていれば、イレギュラーな事が舞い込んだときに
それが今年の目標のためには全く意味がなくても、将来の布石になるのであればわざと
回り道をしても問題がないと考えられ、柔軟に行動できると思います。
最初に事業計画を建てるときも、借入には必要なくても10年ぐらいのスパンで考えて
最後に一年に落としこんでいくと、目先の返済に追われるのではなく、大きな目標のためには
こうしなければいけないという強い想いが生まれてきますよ!!


まだ年初です(といってダラダラしてはいけませんが・・・)
計画を立てていない人は計画を立て、計画を立てた人も一度見なおして、

ぜひともワクワクする計画で、年初からテンション上げていきましょう!!

もし、「よくやり方がわからないよ。」とか「ひとりではテンションが上がらない。」という
ことでしたら連絡を。一緒に考えて年初からテンション上げましょう!!
タダではないですよ。プロですから。
お茶奢ってくださいね(いいのかプロとして)。

未来こうなるシート

まずはお茶でも飲みに来ませんか?

そして、社長の考える未来と現状を教えて下さい。

税理士に相談!みたいなお固い感じじゃなく、気軽にお茶でも飲みながら、今の経営のこと、将来の夢などを語りに来てください。相談料は不要です。

ご希望の方には、秋口特製の『未来こうなるシート』を後日お送りします。


☎ 075-754-8431

京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階 事務所概要はこちら

お問い合わせ・無料相談お申込み