京都・滋賀で事業を伸ばしたい経営者を、リアルタイム月次決算と行動計画で経営支援する、コーチ型経営支援税理士。
京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階
  1. 事業の倍速コラム。
  2. 開業・起業
  3. 独立するための準備。
 

独立するための準備。

 おっしゃ。 独立開業して一旗あげるぞ!!(この書き方が一昔前がイメージのありますが・・・)

 そう思った時がいつの時点かにもよりますが、会社に就職することなく独立開業するのは個人的にはお勧めしません。
会社でこそ学べることも、また多いからです。特にすばらしい点は、給与という安定した収入がもらえて、仕事の範囲内であれば自由にいい意味で実験することができるからです。起業のための資金も貯められます。失敗は会社が面倒見てくれます。何があったとしても、最悪クビになる程度です。
(好き勝手にしていいという意味ではないです。あくまで勤めている会社に貢献しようとした結果という意味です。)

 会社に在籍しているからならではの理不尽さ不便さもあると思いますし、それが俗にいうサラリーマンさんたちのお酒のアテになっているわけなのですが、理不尽なことやプレッシャーは独立してもついてくることなのでそれの対処も学んでおいて損はありません。(独立したら、違う種類のプレッシャーがありますけど。)

 では、就職するならどういった企業がいいのか、小さい会社で色々させてもらったほうがいいのか、大きい企業で大きな仕事をさせてもらったほうがいいのか。既に働いている場合、今のまま続けて学ぶのか、それとも開業のため転職するのか。色々考えると思います。実際私も色々考えました。

 小さな会社では色々なことを任せてもらえると思います。あと、社長が身近な存在なので代表者が長としてどのようなことを
されているかを見ながら学べることも多いと思います。大きな会社では規模の大きな仕事にかかわることもできますし、小さい会社と違い充実した研修体制が整っているのでスキルアップはしやすいです。
 ただ、人に会うのは大きい会社のほうがその名刺があるだけで会える人が多くなりますので、そういった意味では大きい会社のほうが有利といえるでしょう。しかし、不利なだけであって頑張りさえあれば色々な人と会うことは可能ですのであきらめる必要は全くありません!!
 今いる場所でどうするか。もう何もすることがないということはないと思います。その会社でも次のためにできることがあるはずです。特に今までそういうことを考えたことがなかった人には。入社した時からそのことを意識して行動されていれば、独立開業なり副業なりのステップに進む時が近づいているかもしれません。

 さて、実際に開業するときに何をするか。やりたいことは大きく分けて
 1.現在やっていることを(に近いことを)する
 2.まったく違うことをする。
だと思います。1.であれば今の仕事とバッティングする可能性が高いので、副業することはやめたほうがいいと思います。2.であれば副業として試してみるのも一つの考えです。もちろん時間の配分を考えないと本業に迷惑がかかりますので、その点は注意してください。税理士業で起業を目指そうとしていた私は副業は無理でしたけどね(たしか法律的にできなかったような気がします。)小売、特にネット通販であれば副業はしやすそうです。副業としてできなくても準備できることは色々できるはずです。もちろんその間は本業とかけもちになりますので大変ですけど。

 実際準備の段階まで来ると、モチベーションもあがっているのでなんとかクリアできるはずです。その中で独立開業するまでに必ずしてほしいことは計画を立てること。しかも、金融機関にお金を借りるのに必要なレベルよりできれば高いレベルで作成
することです。

 次回は計画の立て方について書いてみたいと思います。

 

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