京都・滋賀で事業を伸ばしたい経営者を、リアルタイム月次決算と行動計画で経営支援する、コーチ型経営支援税理士。
京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階
  1. 事業の倍速コラム。
  2. 開業・起業
 

事業の倍速コラム。

2018/07/23
事業を始めるときには、
どれぐらいの売上を上げれば、事業として回るのかをまず考えます。
生活かかってますからね。

しかし、最大どれだけの売上ができるか考えてるでしょうか?
特に飲食店は店を作った時点で、最大の売上が決まります。

席数✕客単価✕回転数

で最大値がわかるので。

最大値を見た時に、

「これって俺が(私が)求めているもの?」

と思われる方が多いです。

一店舗で上げられる売上には限界があります。
それに夢を感じられないのであれば・・・最初の計画が間違ってますよね?

一回決めた店舗の席数と回転数はそうは変えられません。
単価もジワジワは上げられても、なかなか一気に上げるのは難しいですよね。
今まで来てくれた客層と違う客層になってしまいますので。

これは店舗型サービス業にも言えます。理容業とかマッサージとかです。

事業計画を考えるときは、最小値と最大値の両方を考えるようにしましょう。

2018/04/02
「飲食店」や「サービス業」の中で
・店舗が必要なもの
・人を雇う必要があるもの
となると、最初に大きな資金が必要になります。

その時に、内装や設備に必要な資金「設備資金」は皆さん考えられているのですが
人を雇うために資金や、事業が順調に推移するまでに資金「運転資金」については
考えられている事は少ないようです。

さらに、なにかがあった時の資金「臨時資金」については全く考えていません。
事業を始めるのに「もし何かあった時」なんて考えてたら中々始められないのもあるのですが。

しかし、事業が予定通りに推移しても私生活関係で出費があるかもしれませんし、
いくら計画を綿密に作ったとしても、そのとおりにはなかなか進まないものです。

では、どうするのか?
「設備資金」「運転資金」までは借入で対応して、自己資金をできるだけ残しておくのです。

一般的に、お金を借りることには抵抗が大きく、自己資金でできるだけ賄おうとしてしまいがちです。
その結果・・・小さなイレギュラーでも資金がなくなって終ってしまします。
ほんの数ヶ月分の資金があれば、そこから復活することも出来たのに・・・

事業の成功率を上げる一番簡単な方法。それは、
「資金を確保する。」
です。

・自分のスキルを上げる。
・優秀な人材を確保する。
それも成功率を上げる大事な要素です。

しかし、お金を確保することも同じだけ大事ですし、コツさえ使えば
他の2つより、時間をかけずにできることでもあります。
しかも人任せにしてもよい部分ですし。

資金について不安な事業主さん
一度相談しにこられませんか?

2017/07/18
ご質問があったので(ツレだけど(笑))改めて。

先にお金を借りてから、物件を探すのか
物件を決めてから、お金を借りるのか。

正解は
「物件をある程度決めてから、借りる相談をする」
(お金に余力があるなら、手付とか、賃借の仮契約とかしたほうがいいのですけど
(なくなっちゃうと大変なんで)

なぜか?
中身がそこそこ決まらないと借りたい金額が決まらないからです。

しかし、
人が何か新しいことに向けて行動しているのを聞くと・・・
ワクワクしますよね!!
(自分の事でしろって言われそうですが(笑))



2017/06/05
なんか偉そうに書きそうなタイトルですが。

みなさん、どういうイメージがありますか?

・簡単に貸してくれそう
・保証料が取られない

ぐらいでしょうか?
追加するなら、

・無担保・無保証でかりれる(ものもある)
・過去について詳しく確認される

でしょうか。
今回は、公庫から借りる方法を書くわけではありません。

日本政策金融公庫とは、

「他の金融機関を補完する機関」

と、公庫の人は言われます。

補完ってなに?ってことなんですが、
漢字の意味はしては「おぎなう」ですね。

そう、メインではないんですね。
通常の銀行がしなさそうなことを補完してくれる
ってイメージでいいかと思います。

ですので

・起業時の借入には積極的に関与

してくれます。他には、

・他の金融機関と同時に借入

ができます。
1000万円借りる時に、公庫と他の金融機関とで半分づつ借りる。

なんてことも可能です。
起業直後で一つの金融機関では借りるには大きい額。
も、公庫と他の金融機関とで借りることも可能になるわけです。

もし、初期投資額が大きくて借りれなさそう・・・
というお悩みがありましたら、他にも可能性がある!
ということを頭の片隅に入れておいてくださいね。

相談に来られても、大歓迎です。

2017/04/17
決算が終わった時に

「去年とどう違ったのかな?」

なんてチェックはしたでしょうか?
してなかったら是非してくださいね。
わかりやすい反省材料になりますよ。

さて、
今回は1年間の比較ではなく
「前年度の同じ月との比較」
をしてみませんか?

というお話です。

「季節によって左右されないので月で見ても意味がない」

と思われるかもしれません。

が、
先月と今月が違うように
前年の今と、今年の今も違います。

その違いと
「なんかしらんけど違うねー」
ではなく、
「この差はなんだろうか?」
と考えることが大事です。

良いことも悪いこともあるかと思います。

良いことがでていれば、その良いことを続けて良いわけですし、
悪いことがでていれば、それは改善したほうが良いかもしれません。

自分の感覚だけでしていると・・・
気がついた時に、大きくずれてしまっている。
なさそうで、割とよくあることですよ。

自分の感覚と
数字の結果。

ズレがないか常に確認してくださいね。
面倒なら、その数字を見ている人間に聞いてみてくださいね。



2017/03/31
事業の業績は
事業開始前に決まっている。

なんて意味深な書き方をしましたが、

事業を始めてから営業活動しよう
なんてことは普通考えないと思います。

情報収集はもちろん。
色々購入するものもあるかと思います。

こういった費用の領収書は基本的は
「事業開始日より前」
になっているかと思います。
では、この費用は経費にならないのか?

いえいえ、
そんな事はありません。

開業費

って聞いたことありますか?
ざっくりいうと開業するのにかかった費用です。
開業するのに使うんだから、開業より前の日付ですよね?
そういったものに使う科目になります。

注意点を一つ

開業前に使ったから。
といっても、
店舗の建設費用や機械等の
大きな物は開業費ではなく
・建物
・建物附属設備
・機械
の科目になりますので、不安であれば税理士に相談を。

税理士がするときは、開業前に使った費用を
エクセルかなんかで別集計したりします。

2017/03/06
「今年、青色申告したいなら、3月15日までね!!」

なんてことを今回はよく喋った気がします。
まぁ、相手はお客さんではないのですが。

お客さんなら、
したい
したくない
という選択肢はほとんどありません。

白でする内容なら税理士に依頼されるのがもったいない。
という意味ですが。

今年青色するなら3月15日。
これは、既に開業している人のお話。

今年開業する人なら
開業する日から一月以内に
「開業届」
二月以内に
「青色申告承認申請書」
です。

副業をしている人。

その中で

「今年は本格的にしたい!!」

と思っておられるなら
3月15日までに、
判断するのもいいかもしれませんよ。

人間、背水の陣ってのは
いい覚悟ができますし(^^

2017/02/20
確定申告時期に何故か、今から開業しようとする人小ネタ。

・開業届って絶対ださんといかんのん?

開業したら届出をだす。
これが当たり前。

と税理士として言わないといけないことは書きましたが。

なんで出したくないのでしょう?
・申告書を出すのがめんどくさい
・税金をごまかしたい
こんな理由でしょうか?

まともに商売をするなら、成長とともに申告書が必要になってくることもあります。
事業用資金もそうですが、住宅取得の借入にも必要です。

「けけけ。住宅取得分は、こっそり稼いで現金で買うわ。」

いやいや、買ったら登記に載るんだから、わかりますって。

ひょっとして、
儲かるかどうかわかんないんだから、こっそりしてたらいいやん。

とぁ思ってません?
もし思っているなら・・・
そんなこと思って届出すら出さないから儲かってないんじゃないですかね?

起業して成功したるで!!
って思うなら是非届出を。

税金払うのは嫌でしょうけど・・・
儲かってないならそもそも払う税金なんてでないし・・・(^^;



2016/12/26
今回は、事務所あるあるだと思います。

年の瀬からが、設け時期。
これには2つの意味があります。

1つめ
年末調整・個人の確定申告と3月までイベントが続きます。
当然イベントが続けば、売上が上るわけです。
そういや、うちは、年末調整と個人の確定申告ではお金取ってないから忙しさと比例しなかった・・・(笑)
(年間契約している人だけですが)

2つめ
個人で事業をし始めた人は、12月になってようやく
「確定申告が近づいてきた。正直なにもしていない。やべー!」
若しくは
「去年は、白色で適当に出したけど、今年は青色の申請したし、どうしよう。やべー!!」
などなど。

お尻に火がついた状態になって、お仕事の依頼をしてくださるわけです。
そう。
この、忙しくなってきてから「1年分」もってこられるわけです。
お仕事です。
ありがたいのでちゃんと受けますし、ちゃんとこなします。

しかし、資料を確認していると、

「あー、これやる前に言ってくれたらなぁ」

とか

「あー、これもったいないなぁ」

とか出てくるわけですよ。

どうせお金を払うなら、なぜ事前に!!

「税理士がそういうことをアピールしていない」

というお言葉もいただいたのでなんとも言えないものもありますが・・・

できるなら、事前に相談だけでも来ていただけると嬉しいわけです。

決して、
「夏場の暇な時期にきてくれたら、楽で助かるなぁ」
と要望しているわけでは無いですよ(^^;

ただ、来年の開業予定の方がおられたら是非とも!!
事前で!!
来年のために、今の時期に相談に来られるのは大歓迎です!!

今年のコラムは営業でしめさせていただきます(^^
(営業になっていない(笑))



2016/09/12
事業を始めて、税金の申告をする前に、経理をしないと・・・
でも経理って、何するの?
伝票作ってるイメージしか浮かばない。

そのイメージ・・・・意外と間違っていません。

経理業務をされている方は、他にしていることいっぱいあるわ!!と思われているかと思います。
それは、一般の人にとっては、経理以外の特殊な業務だと思われていることが多いです。
会社によって業務の範囲が違う・・・これが経理って業務の面白さかと思います。

さて、それはさておき。

個人事業主の方でも、会社の社長でも、手伝う人がいないと自分ですることになる、この伝票作成。
最近では、わざわざ伝票使っている人は少ないと思います。

普段することは、見直す時にわかるように少しだけ整理しておけばよいのです。

・売上
 請求書を発行している業種ならば、それの控えを置いておく。
 現金売上がメインなら、売上をメモしておく、レジシートを残しておく。

・費用
 請求書・領収書はまとめておく。
 領収書がでない出金は、メモに日付と内容と金額を記載しておく。

・通帳
 入金や出金、見ただけではわからないものは、記帳した時にメモしておく。

これを一月分で袋にでも入れておけばいいかと思います。
毎日動きがある人は、1日の終りにノートにペタペタ貼っておくほうが楽かもしれません。

伝票の代わりには
 EXCELか何かで集計しておく(白色申告の場合)
 会計ソフト使って入力する(青色申告の場合)
こういったことをマメにしておけば、確定申告までは特に問題ないかと思います。

マメにするのは面倒?
そういった方は、申告前に自分で苦しむか、人に依頼してしまいましょうね。

じゃぁ 必要になったら、まとめてするかな?
そうでずか。一年分・・・まぁ見事なほど覚えてないですよこれが(笑)
伝票はともかく、資料の整理だけはマメにしておくのが一番です。
なくしませんしね。

2016/05/30
新しい事業をするときにお金を借りる種類として、前回は運転資金の話をしました。
今回は設備資金です。

設備資金としてイメージしやすいのは、新しいお店を作るときに、その内装費や機械とかにかかるお金を借りる
場合でしょうか。
前回の運転資金と違うものとしてカウントされます。
かと言って、どちらしか借りれないものではありません。借りる内容によっては2つに分けて借りることもあります。

運転資金の場合、特に事業を始めてすぐに借りるときは返済期間が5年、長くて7年です。
設備資金の場合、借りる金額として大きいことが多く、新しい設備にかかった費用はすぐに元が取れる
種類のものではありません。何年も使えるものがほとんどです。
そういった対象の性質上、7年から10年ぐらいの返済期間となっています。
不動産投資のような案件についてはその投資の回収が10年以上かかることが多いので、最大20年の返済期間と
なることが多いようです。

設備資金を借りる場合には実際に使うものの見積もりをきっちりとっておくことが基本です。
どれだけ本気で借りようとしているかは、その見積もりで出てきます。
あとは、計画と連動させていくだけです。
飲食であれば、何席あって、営業時間内に何回転させて一人当たりの単価が決まれば自ずと売上が決まってしまいますので
その売上で返済も含めて経営が成り立つようにしていく必要があります。

最後に、設備資金を借りる場合は多めに借りて実際はそれより少ない金額で済みましたというのは基本的にアウトです。
運転資金で借りた場合、あとで何に使ったか領収書等の確認をされることは少ないですが、設備投資だと確実にみられる
そうです。
そうです・・・見られてない時もあるんでなんとも言えないんですけど(笑)
本来はそういうものだそうです(笑)


2016/05/23
事業を始めるときにお金を借りるというのはよくあることです。

お金を借りること自体は、良いことでも悪いこともでもありません。
お金を借りずにすむならそれはそれで良いかと思いますが、お金を借りることで事業のスピードを上げることが
できるなら、借りたほうがよいともいえます。

その時に、どのように借りるかについて大きく分けると2つになります。

「設備資金」事業を新たにするときに、機械や備品等に必要な資金の融資を受けるときにつかうものです。
「運転資金」事業の運転するのに必要な資金になります。売上がお金になるまでに時間がかかる場合に、
      その間の人件費等を補填するために借りるものです。

今回は運転資金の話です。
会社を起こしてすぐに運転資金で借りる場合、300万円から500万円が限度だと思っています。
当然、会社設立時の資本金が多額であったり、社長自身の経歴や資産状況によっても違ってくるのですが
特に資本金が100万円未満で、社長自身に資産がなくてもこのレベルであれば、問題ありません。

ちゃんと税理士と相談しつつ計画書を作成たり、商工会でも相談が受けられるのできっちり計画を
立てるというのが一番確実な方法だと思います。
税理士経由や、商工会経由であるだけで金利が少し下がったり、審査が優位に働くこともありますので。

ここで何が言いたいかといいますと、
「私ではお金が借りれないから、事業を始めることができません」
と思ってられる人が、意外と多いので。
事業を始めるのに、ネックになるのはお金ではありませんよと言いたいわけです。
(いや、規模によりますけどね(笑))

何か事業を始めるときは、税理士にまず相談を。
と、もう一つは、事業を諦める前にも税理士に相談を(^^

税理士の専売特許ではありませんけどね(^^

2015/06/15

平成27年度 創業・第二創業補助金にお客様が無事に採択されました!!

通常の仕事とは違って、良い物であれば必ず通るわけでもなく周りとの比較などもあるので、
採択の連絡を受けるまではドキドキものです。

これから創業して進められるので、本番はこれからなのですが。
助成金を受けられなくても、事業として成り立たないと意味が無いですし、成り立つとは思っていましたが、
なんにせよ順調な滑り出しでホッとしております。

お客様のほうがほっとしてるでしょうけどね(^^

この助成金・・・受けてみるとわかると思いますが、開業するために考えないと行けないことを
書類で求められますので、タイミングが合えば受けてみてもよいかと思いますよ(^^

認定支援機関の補助が必須なので、よければ相談してくださいね(^^

2015/04/20
2週間前にも書いたのですが、4月14日に募集が始まったので改めて。

詳しくは下のページに書いてありますので興味ある人は確認して下さい。

http://sogyo-hojo.jp/27th/

以前に申請したことがあるのですが、違う点がいくつか。

1.産業競争力強化法に基づく認定市区町村で開業すること。
 詳しくはともかく、この認定市区町村で開業しないとそもそも申請ができないという。
 とりあえず、自分が開業する場所が認定市区町村に該当するか確認して下さい。
 地元でいうと京都市はOKだけど、亀岡市がダメだったりします。
 一覧は、上に書いたページを進んでもらえれば。

2.金融機関からお金を借りることが前提というのは変わっていないが、具体的な金額までは指摘されていない。
 毎回の助成金に申請してるわけではないので、あくまで自分がした前回との差ですが。
 前回だと実際に補助金をもらう半分は最低金融機関からの融資が必須となっていました。
 今回は金額までは指摘はなく、最終的にお金がかりれなくても申請時に確認書を貰っていれば
 問題がないような・・でも、確認書に判子もらえる時点で、借りいれができない状況には
 ならないとはおもいますが。

あと注意点
 前回、募集が始まってから会社設立しないと申請ができないように書いてしまいましたが、27年3月2日以降
 設立された方であれば、問題はないようです。また、申請が決定してから設立すると、その諸費用を補助金の
 対象とすることもできるようです。

 HPに書かれていることだけでは、足りない点もあるかと思いますが、何箇所かで説明会もするようなので
 それに参加されるのも手かと思います。
 といいつつ、大阪はこのコラムをアップした日にあるので、申し込みも終わっているとは思うのですが・・・
 
 とりあえず、この補助金は認定支援機関に判子もらわないとダメなので、興味のある方はお近くの認定支援機関
 まで。
 正直、税理士にまでは・・・って思ってられるなら(悲しいですが)信金や地銀も認定支援機関になってられ
 ますので相談するのも手だと思います。(どれだけ積極的かは、過去の申請が通った金融機関を見ればよいかと)


2015/04/06

26年度も有りましたが、27年度にも予算が組まれています。
中小企業庁のHPにはまだ出ていないようですが、(書いているのは土曜日なので、月曜日にアップ
されるかもしれません。)申込期間が4月の上旬から下旬のようです。(27年度に1回なのか、
複数回するのかも不明ですが)

他にもいろいろ補助金があるので、探してみるのもいいかと思います。
正直、国や地方などいろいろなところからでているので、把握しきれていないのが現状です。

個人であれ法人であれ、補助金が受けられるならそれに越したことはないとは思うのですが、
あくまで貰えたらありがたいという感覚なので、補助金ありきで起業を進めるのはどうかと思います。
補助金の募集要項に該当させるために本来したいことと違うことをしてしまうようでは問題がありますし、
補助金は急に募集がアップされ数週間で締め切られることが多いのですが、その間に

  1.申し込み開始後に個人の開業届、法人の設立を行う(募集期間前にはできない。)
  2.計画等を考え、申請書を作成する。
  3.借入が前提であることが多いので、金融機関に補助金の申請が受理されたら融資しますよ
    という確認書をもらう
  4.申請(確定までに1月以上かかる)

までしなければいけません。

まず法人の場合1.に時間がかかります。あくまで募集期間後に設立なのでそれまでにはできません。
おそらく、一般社団法人やNPO法人は相当前もって準備をして設立待ちにしておかないと間に合わない
と思います。

次は3です。開業間もない状態では金融機関とのつながりがあるほうがすくないので、短期間で
確認書の取り付けまでは厳しいかと思います。新規開業時に借り入れする場合、日本政策金融公庫を
つかうことが多いのですが、他の金融機関に比べて審査に時間がかかるため、補助金の申請には不向きです。
信金や地銀に早くから説明しておく必要があります。

最後に4です。特に問題はないように思われるかもしれませんが、申請の確定するまで、その補助金の
対象とした支出を行うことができません。なので申請書を出して、その結果が帰ってくる1月間、事業を
行えないことになります。それって大切なビジネスチャンスを逃していると思いませんか?

すべてをクリアして得られるものは対象となった費用の2/3(上限200万円)です。
ちなみに、申請時の書類より確定後にお金を請求するときに作る書類のほうがはるかに面倒です。

助成金をとるのか、時間を取るのか、しっかり考えてから行動してください。
助成金に挑戦したい方、起業はするつもりだけど、助成金を受けるべきか悩んでいる方は
経営革新等支援機関の登録をしている事務所等にご相談ください。
ちゃんと当事務所も認定されておりますのでお気軽に(^^


2015/02/23
コストはかけないほどいいですよね。

ただ、そのコストをかけることによって今後の成長が
さらに大きく変わるのであれば、また違ってくるのではないでしょうか?

例えば、シャーペンの芯。
安いものが必ずしも悪いものではありませんが、安くて頻繁に折れるものより
少し高くても折れない(最近折れにくくするシャーペンも売っていますが)もののほうが、
長いこと使えますし、まず芯が折れることでイライラしなくてすみますね。

人件費の場合、
同じ働きであれば、安い給与で働いてくれる方がありがたいです。
ただ、高額な給与であったり、環境が良い状態であれば、さらに大きな働きをしてくれるかもしれませんし、
簡単に辞めずに、会社に尽くしてくれるかもしれません。

ただ安ければいい。
その時点ではそれが正解でも、その投資の将来の回収額は大きく変わってくるものです。
そこまで考えてお金は出したいものですね。

今週に出会ってお話をしたお客様とは、今回のような話が多くでたので。
(シャーペンの話はでてませんが(^^)

2015/02/02
 何かを始めるときに、皆さんは程度はさておき勉強をされていると思います。
投資の勉強とか、新しい仕事の勉強とか。

 同じく何かを始めるときに、皆さんは分析とまではいかなくても、始めるために
自分が現在どの位置にいるのか、それをクリアするまでにどのような方法ですすめて
行けばいいのかと情報収集をされているでしょう。

 その結果、自分では無理だと考えたり、何となくなまま進めてしまい、失敗してしまう事も多々あると思います。

 失敗をしたとしても、その失敗を分析し研究し次に進めることで最終的に大きな成功をつかむのも一つの方法です。
(プログラムなど、まず中途半端でも公開し、反応を見て色々修正追加していくみたいなものです。)

 その逆で、そのジャンルの本はすべて読み、どの本を読んでも知ってることしか載っていないレベルにまで
なってから行動する。また、やろうとしていることを徹底的に分析し、この方法であれば絶対に損しない、
そこまで確信ができてから行動されている人がおられます。

 その業界にいない人から見れば、すごくリスクのあり、ただのはやりの仕事をしているように見える人が、
実は上記のような堅実な方法で、本人にすればすごくリスクの少ないことをしているという。

 その努力は、普通の人ならそんなとんでもない努力は難しいと思ってしまいますが、本人には、それはあたりまえの
事、そしてそれが最低限の事だと考えているので、話を聞くと大変影響を受けてしまいます。

 自分が100%努力しているとは思っていませんが、こういう刺激のある人の話を聞けることは
大変ありがたいと感じます。


2015/01/13
最近、個人であっても輸出販売をされている方が増えています。

その時に所得税の申告をするのは当然なのですが、
(してない人気を付けてくださいね(^^;)

消費税の申告もできます。

①「え? 消費税って売上が1000万円以上ないとしなくていいんじゃ?」
②「できたとしても、わざわざ申告して消費税払ってもしかたないし・・・」

と思われた人が大半だと思います。
しかし、

①は届け出を出すことで可能です。
②は通常はその認識で間違ってはいません。

たーだーし!!
されていることが輸出販売のみ(若しくは比率が非常に高い)場合はそうとは限りません。

例1)50円(税抜き)の商品を100円(税抜き)で国内で売ります。
   消費税の計算は
   8円(売上のときにもらった消費税)−4円(仕入の時に払った消費税)=4円(納める消費税)
   となります。 確かに消費税は納めないといけません。

しかし、

例2)50円(税抜き)の商品を100円(税抜き)で海外で売ります。
   0円(海外の売上なので消費税はかかりません)−4円(仕入の時に払った消費税)=△4円(返ってくる消費税)
   となります。 これだと払った消費税が返ってくることになります。

例題はシンプルに書いてますので、実際は色々と複雑にはなりますが返ってくる可能性はあるのです。
輸出販売をされている方、またこれからされる方はこの辺りも含めて検討されていはいかがでしょうか?

当事務所では、輸出販売をされている人を対象に、

1.現状で消費税の申告して得をするのか。
2.消費税の還付申告をした場合のデメリット。
3.消費税還付申告をセットにした顧問契約パック。

の説明をいたします。
興味のある方は、問い合わせフォームから連絡をくださいませ(^^

ちなみにパックの説明は下にリンクしておきます(^^

2014/08/25
 税務署からの斡旋で、主に今年開業される個人に記帳の仕方を指導するものです。
期間は7月から翌月2月まで、合計3回の指導になります。
(国税庁のHPにも掲載されているようです。)(以前コラム「異文化?交流」でもお話しました。)


 記帳の仕方とはいえ、最後は確定申告まで出来るように指導はさせていただくのですが、
当然指導は一回しかできませんし、しかも次はその1年後までしないものですので
去年の7月から2月に指導させてもらった方は、来年の申告は大変なことになるのかな?と少し不安になります。
ここを読まれている指導した人がいれば危ない時は是非連絡を(^^
(と、いいつつ指導時にHPの宣伝一切してないんですよね。 途中までなかったので。)


 さて、記帳とは事業でお金を使ったり貰ったり、またその予定が確定した時に記載するものです。
昔は伝票に記載して、集計していたのですが、今はコンピューターが集計をしてくれますので、
基本的には起こったことを入力すれば完成します。

 会計ソフトは個人であれば1万円もかかりませんので、青色申告をされている方には会計ソフトの導入をお勧めしています。たまに、勧める前にEXCEL等で集計をされていて、精度が良すぎて会計ソフトを必要をされない人もおられます。
(それでも、会計ソフトのほうが慣れれば楽とは思いますが)
さらに稀にコンピューターが苦手で気合で手書き集計される強者もおられます(笑)


 記帳指導を希望される方は、この記帳というものをどうすればいいかがわからないで指導を希望されるのですが、
会計ソフトを導入した人で、最終的に自分でできなかった人は今までおられませんでした。
特に指導が難しかった人もなく、基本的なことと、わからない点を数回聞かれる程度です。
プロとしてはもう少し細かいことをしたくなるのですが、個人事業であって、本人がわかっているのであれば
細かく管理するより自分で思ったままに入力されても基本問題はありません。
(ルール違反はだめですが)

 そして、できたもの(大体年の途中の状態で確認します。)で、今経営はこういう状態ですよ。
利益率はこうなっているのですがイメージとあっていますか? 経費がこれだけでているので所得は
現状この程度ですよ。と簡単に説明するだけで、細かいところはともかく現状を把握していただけます。
次の時には自分で現状を数字で報告してくれる人もおられます。

 何がいいたいかといいますと、最初の難しいというイメージを取っ払い、会計ソフトをつかえば
誰にでもできるということです。なんとなくめんどくさいし、難しいしとほっておかずに、まず始めてみる。
最初が難しくてわからないのであれば、プロに相談してみる。
 我々プロは会計ソフトに入力するのが本業ではなく、その確認と、現状の説明と今後の希望を叶えるための
お手伝いをするのが本業です。
 何かわからない点があればご相談を。できれば何かする前に聞いていただけるとありがたいです(^^

2014/08/04
事業をしていて、借入をまったくしていない場合は少ないです。

借入理由は
1.設備投資資金として。
2.運転資金として。
3.特殊な損失による(事故等)の対応。
4.資金繰りの悪化。
などが一般的です。
個人的に購入したいもののために会社名義で借りた、なんて困った理由もあるでしょう。

商売をずっとされている人は、借入に対して、特に良い悪いという感覚はないとは思いますが
サラリ—マンの家で育ち、本人も普通に就職された人にとっては、借入はマイナスのイメージが
大きいようです。
しかし、そのような人でもマイホームを買うときはローンを組んで購入されていると思います。

なぜ借り入れをするか?
まぁ 家がほしいからなのですが、おそらくは、お金を貯めてから現金で家を買うまで待てない
から(賃貸ではらう家賃がもったいないという理由もあるでしょうが)が大きいと思います。
貯めてから買えば、当然利息を払う必要もないのに・・・です。

事業も一緒です。その事業ができるまでお金を貯めているのでは間に合わないのです。
そもそも、新しい事業をするという事は、将来的には今していることをよりお金を稼げるという
前提があると思います。(ボランティアや慈善事業は別ですが)
お金を借りて行動を起こすことで、お金を集めたり、貯めたりする時間を買うことができます。
お金を稼ぐことはその程度はともかくとして、だいたいの人ができることです。
でも失われた時間を取り戻すことは誰にもできません。

まさに タイムイズマネーということですね(^^

時間を買うための借入。前向きの借入には積極的にいきたいところです。
そのためには、しっかりとした計画の作成が前提ですが(^^

2014/07/14
 操業するとき、操業して間もないとき、なかなか自己資金だけでは資金繰りが厳しかったり
最初に設備投資が必要だったりでお金を借りることがあります。
(自分の預金を全部事業につっこむのも怖いですしね。生活ありますし。)

 その時にお世話になるのが日本政策金融公庫(以下「公庫」。昔は国民生活金融公庫、略して「国金」と
呼んでましたのでいまだに国金と言ってしまいます(^^;)です。
操業する前や創業まもないときに無担保無保証でお金を借りることはなかなか難しいのですが
公庫の場合、国の政策の関係で最初から無担保無保証で貸してもらえます。
(当然、担保があったり、保証がある方が金利は安いのですが)
金額が高額になると、最初の借入でも公庫と他の銀行との両建てで借りることにはなります。

 その時に色々条件があるのですが、
「中小企業経営力強化資金」という借入の制度があり
「経営革新等支援機関」の支援を受ける条件でと一緒に計画を作り(提出書類が1枚増えますが)、
借入ができた場合、優遇金利で借り入れができたり、借入条件も通常の借入よりやさしかったりします。
 ようは
 「経営革新等支援機関が計画から経営までチェックいれてるからその分、ちゃんと事業が発展するであろう。」
ということだと思います。
 この経営革新等支援機関というとっても気難しそうな名前ですが、税理士であればほとんどが取っているので
(逆に取るのが難しくないので、取っていない税理士さんは、何かに特化して仕事をされて必要でないか
 レベル的に怪しいかのどちらかだと思われます。)ぜひとも活用してほしいです。

 最初の借入に失敗したり無茶をすると、その後の巻き返しに時間がかかりますので、
起業の最初こそ税理士に相談してしっかり準備されることが大事だと思います(^^

 その時はぜひとも当事務所へ連絡を!!


2014/05/25

この業界にいると、申告期限のギリギリに来られて申告だけしてほしいという方がおられます。

現状の内容を確認して期間内に間に合うようなら当然お受けしますし、他に仕事があったり、
まったくできていない状態でこちらでは対応するには時間がない場合には、お断りすることもあります。
(大きな事務所さんだと対応できるかもしれませんので)

その状態でも、できうる限りのことはさせてもらうのですが
もう少し早い状態であればもっとできることもあるのになぁという思いもあります。

当然申告にはルールがあり、それを守って申告をするということはどんな状況であろうがいたします。
同じ申告でも、相手によって色々変えることがあります。


たとえば、次の期にお金の借り入れをすることが確定されている場合であったり
何かの資格に決算書が必要であったりするときに、表示方法を変えることで
印象が大きく違ってくることがあるからです。

会計のルール、税務のルールでは自らいくつかの方法の中から選択できるものが
あり、通常は税金が一番低くなる方法を選ぶのですが、場合によっては違うものを
選んだほうが最終的にお客様のためになることもあります。

短期間で決算書・申告書を作成する場合そこまでする時間はありません。
相手の状況を完全に聞き取れる状況でもありませんし、そこまでの信頼関係ができていないことがほとんどだからです。

決算日前であればできることというのも多くはありますが、決算日後であってもできることもあります。
ギリギリまで自分でやろうとされることも大事ですが、その前に依頼するかは
ともかくとして一度税理士さんに相談されることをお勧めします。

本来、自ら商売をされている方であれば、会計・申告等で時間を費やすより
売り上げを伸ばすほうに時間を割いたほうが最終的に得になるからです。


もしよければ、当事務所まで(^^
お茶菓子持参で楽しいひと時を(^^

2014/05/17
新しいお客さん(になるかもしれない人)とお話しすると、

確定申告書の作成

を依頼したいとは基本として言われるのですが、
それ以外に何を依頼することができるのか、自分は何が知りたいのかとわからない状態でお話を伺うことがあります。

特に今まで税理士と交流がない人に多いです。

 その場合、税理士ができるできないにかかわらず、何がしてほしいのか何を不便に思っているのかを、
すべて吐き出してもらうことにしています。

 税理士の管轄外の内容であったり、法律的にやってはいけないことだったりと(笑)色々あるとは思いますが、
話してもらううちに、こちらも何を望まれているかというのがだんだんわかってきますし、
相手も話しているうちに自分の考えがまとまってきます。

 その後、そのために必要な報酬を告げて、考えてもらいます。
高いようでしたら、相手にしてもらうことを少し増やして値段を下げたりすることもあります。
(できないこともありますが)
最終的な結果は基本後日返事をいただく形が多いです。
急がれている方はその場で決められることはありますが、こちらとしては脅して契約した感がないようにはしたいという
考えです。疑問点がありましたら、その後何度もお会いして話し合うことも大歓迎です。
売り切りの商売ではないので、最初の些細な不安や不満があるとお互いの業務に大きく支障がでてきますので。

 税理士に依頼したいけど、どーいうふうにすれば・・・とお悩みの方はぜひともご連絡を。
お電話でも、メールでも大丈夫ですよ(^^


2014/05/05
 いざ自分で会社を興してみると、最初はこれがしたいと明確にあったものの、
将来的にはあんなこともしたい・・・とかいろいろ思いは広がります。

思いを広げるのは大事なことなのですが、会社の定款にそのすべてを書いてしまうのは
どうかと思います。

新しい事業をするたびに定款に追加していけばいいのですが、定款の変更にはお金がかかります。
なので、最初のうちに色々と書いておきたいというのはわかるのですが、その内容が
あまりにバラバラだと会社として何をしたいのかが分からなくなります。

ケーキ屋さんが将来そのケーキを出す飲食業をしたいと思い、その両方を定款に
書いていても誰も不審には思いません。

しかし、ケーキ屋さんが、その店舗を将来自ら建築したいと思い建築業を定款に
書くとさすがに見た人も、何がしたいのだろうと思います。


一番最初にその話になるのは銀行です。
銀行にお金を借りるために確認されるのではなく、口座を作るときに確認されます。
事業が本当に行われるのかを確認するためです。

口座であれは最終的に作ってはくれますが、そもそも事業を開始して最初のうちには
色々なことをするお金も、人も、時間もありません。
まずは明確に事業として行ういくつかの事(主な事業に付随することは書いておいたほうが
いいと思います)を記載して、事業の展開によって追加していってはいかがでしょう?

個人であれば、できることをすべてするのではなく、事業の絞り込みも大事です。

2014/04/20
個人事業主や会社の代表として仕事を始めると、個人のお金と事業のお金の分別がつかなくなります。
(お金に印がついてるわけでもないですしね。)

結婚されていて、生活費を奥さんに渡していたり、事業のお金を従業員さんに任せている人なら分別がわりと
ついているのですが。

経営がうまいこといっているかどうかは大まかには2点だと思います。
1つめは、利益が出ていること。
2つめが、資金ショートしていないこと。

1つめと2つめは似ているのですが微妙に違います。
飲食店のように売上=現金収入という形態であっても、最近では
カード売り上げがあったり、材料仕入れについては掛仕入をしていたりします。
つまり、利益の確定時点と現金増加の時点は違うのです。

経営者として、いかに利益を出し続けるかということと、現預金を0にしないか。
この2点は常に考えておかなければなりません。
まず事業の現金預金がどうなっているかの把握が大事になってきます。

預金は通帳に記帳されているため、まめに記帳しておけば把握できます。
しかし現金は最初に書いたように、個人の生活費と事業のお金を一緒にしているとその把握が困難になります。
細かいことでですのでつい面倒で一緒になってる人も多いです。
しかし、この細かいとこをしっかりしている人ほど経営が安定しているのもまた事実です。

よく、大きなことをするには、小さなことの積み重ねからといいます。
経営を安定させるという大きなことのために、現金の管理をしっかりしてみてください。
意外とお金を事業と関係ないことに無駄に使っているという発見があると思います。


2014/03/10
補助金

現在日本では、個人・法人の起業の数より、廃業の数が多いとのこと。
このままでは日本の産業は衰退していくのは目に見えています。

とまぁ、重い話題はさておき、国や地方もいろんな危機感を感じており
いろんな人を対象に補助金や助成金というものを出しています。

その中で開業される方を対象にしているものを一つ紹介します。


----------------------------------------------------------------
創業補助金(創業促進補助金)公募のご案内
平成26年2月28日
経営支援部経営支援企画課
 

地域の活性化や海外需要の獲得を目指す創業へのチャレンジを支援します

 
 「創業促進事業」は、新たに創業(第二創業を含む)を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成する事業で、新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を活性化させることを目的としています。
 公募の受付・審査、補助金の決定・交付は、各都道府県の事務局が行います。

 
1.補助対象者及び補助内容

(1)補助対象者

起業・創業や第二創業を行う個人、中小企業・小規模事業者等の皆様向けに国が認定する専門家などの助言機関(認定支援機関たる金融機関等)と一緒に取り組んでいただきます。

(2)補助内容

 弁護士、弁理士などの専門家との顧問契約のための費用や広告費等、創業及び販路開拓に必要な経費に対して以下の補助率、補助上限額に基づき補助を行います。
 なお、補助額が100万円に満たない場合は、補助の対象外とします。

 
補助率
補助上限額
創業
3分の2
200万円
第二創業
3分の2
 

2.公募期間

平成26年2月28日(金曜)〜平成26年6月30日(月曜)17時【当日必着】
----------------------------------------------------------------
詳しくは中小機構(http://www.smrj.go.jp/utility/offer/075939.html)まで。
すでに何回か公募があったものなのですが、今回は公募期間が長いですね。
補助金をもらうために自分のやりたいと思っていたことを変更してしまうと本末転倒になりますが
自分がしようとすることに一致するものがあれば挑戦してみる価値はあると思います。

その時に計画等をいろいろ記載する必要がありますが、逆に聞かれている程度の事が書けないようでは、
計画の練り方が甘いともいえるかもしれませんね。

助成金は、探すと色々出てきますが、期間限定であることが多く、HPで調べているととっくに期限が
終わっているものもありますので注意してくださいね。

2014/02/03
 何事も計画するときは、大きな目標を作ってそれに対してどうするかという進め方だと思います。
資格をとる場合、
 1.この資格を取りたい(試験があるものとします)。
 2.試験日を調べてあと何ヶ月あるかの確認。
 3.そのためにどうするかを大枠できめる。(独自学習か、学校や通信教育を利用するのか)
 4.目標のために毎月どれだけのことをしなければならないか。
 5.そのためには毎日若しくは毎週に何時間の勉強が必要なのか。
 6.実行。
 7.進捗状況に応じて計画を変更。
 8.目標達成。
こんな感じだと思います。
簡単なものであれば、イキオイでできることもありますし、学校に依存するとこのリズムを強制的に作ってくれます。
(このリズムに乗れてない人は、言い訳をして大概目標達成していませんけどね。 天才さんは別ですけど(笑))
お仕事等の事情で進捗状況がよくなかったり、目標通り時間をかけても進みが悪かったら計画を修正して進めていくと、きっと目標達成できると思います。


 事業を計画する場合は同じ順番で並べると、
 1.将来の夢を考える。(喫茶店の渋いマスターになって色んな人の憩いの場を作りたい)
            (海賊王に俺はなる!!)
 2.何歳までに目標に達成したいか決める。(10年までには年齢的に渋くなるなぁ)
                     (死ぬまで追い続ける)
 3.では今年にはどうすべきか。(1年目だから、とりあえず生活できるレベルまでは行かないと 所得が400万かな?)
                (新世界に向かうぞ)
 4.毎月の目標をどうする?(最低限33万円お金が残らないと駄目だから、売上は100万円はいるな)
              (仲間を集めて楽しく突き進むぞ)
 5.毎日若しくは毎週どうする。(毎週1日は休むから月25日計算で4万円か・・・一人500円の客単価だと80人きてもら
                 わないと。立地的に厳しいからサイドメニュー増やして客単価をあげよう)
                (歌って踊って楽しくいくぞー)
 6.実行。
 7.進捗状況の確認。(お客さんが予想よりきてくれない。広告を使って呼びこむか、休日の曜日を変更しようか?)
           (新世界で生き抜くには力が足りない。力を付け直そう)
 8.目標達成。
こんな感じでしょうか? 
初年度に関しては、お店の場所やコンセプトをどうするか、客層をどこにするか等2.3.の当たりに大きく考えないといけないこともありますし、海賊王になるには、船を手に入れる努力や、どんな仲間が必要か考えることも必要になりますよね。こうやって大きな森から細かい枝葉へと目標の細分化が基本になりますが、枝葉の時点であまりに厳しい状況ですと目標期間の延長等、森や林部分の変更をする必要が出てくることもわかります。森から枝葉へ、枝葉から森へこれを何度か繰り返せば、実行可能性の高い計画が出来上がるのではないでしょうか?

しかし、某海賊王・・・最近話しについていけないのは歳をとった証拠なのでしょうか・・・。
漫画から感じる老い・・・いやいや、まだまだイケてるはずです!!


2014/01/27
 おっしゃ。 独立開業して一旗あげるぞ!!(この書き方が一昔前がイメージのありますが・・・)

 そう思った時がいつの時点かにもよりますが、会社に就職することなく独立開業するのは個人的にはお勧めしません。
会社でこそ学べることも、また多いからです。特にすばらしい点は、給与という安定した収入がもらえて、仕事の範囲内であれば自由にいい意味で実験することができるからです。起業のための資金も貯められます。失敗は会社が面倒見てくれます。何があったとしても、最悪クビになる程度です。
(好き勝手にしていいという意味ではないです。あくまで勤めている会社に貢献しようとした結果という意味です。)

 会社に在籍しているからならではの理不尽さ不便さもあると思いますし、それが俗にいうサラリーマンさんたちのお酒のアテになっているわけなのですが、理不尽なことやプレッシャーは独立してもついてくることなのでそれの対処も学んでおいて損はありません。(独立したら、違う種類のプレッシャーがありますけど。)

 では、就職するならどういった企業がいいのか、小さい会社で色々させてもらったほうがいいのか、大きい企業で大きな仕事をさせてもらったほうがいいのか。既に働いている場合、今のまま続けて学ぶのか、それとも開業のため転職するのか。色々考えると思います。実際私も色々考えました。

 小さな会社では色々なことを任せてもらえると思います。あと、社長が身近な存在なので代表者が長としてどのようなことを
されているかを見ながら学べることも多いと思います。大きな会社では規模の大きな仕事にかかわることもできますし、小さい会社と違い充実した研修体制が整っているのでスキルアップはしやすいです。
 ただ、人に会うのは大きい会社のほうがその名刺があるだけで会える人が多くなりますので、そういった意味では大きい会社のほうが有利といえるでしょう。しかし、不利なだけであって頑張りさえあれば色々な人と会うことは可能ですのであきらめる必要は全くありません!!
 今いる場所でどうするか。もう何もすることがないということはないと思います。その会社でも次のためにできることがあるはずです。特に今までそういうことを考えたことがなかった人には。入社した時からそのことを意識して行動されていれば、独立開業なり副業なりのステップに進む時が近づいているかもしれません。

 さて、実際に開業するときに何をするか。やりたいことは大きく分けて
 1.現在やっていることを(に近いことを)する
 2.まったく違うことをする。
だと思います。1.であれば今の仕事とバッティングする可能性が高いので、副業することはやめたほうがいいと思います。2.であれば副業として試してみるのも一つの考えです。もちろん時間の配分を考えないと本業に迷惑がかかりますので、その点は注意してください。税理士業で起業を目指そうとしていた私は副業は無理でしたけどね(たしか法律的にできなかったような気がします。)小売、特にネット通販であれば副業はしやすそうです。副業としてできなくても準備できることは色々できるはずです。もちろんその間は本業とかけもちになりますので大変ですけど。

 実際準備の段階まで来ると、モチベーションもあがっているのでなんとかクリアできるはずです。その中で独立開業するまでに必ずしてほしいことは計画を立てること。しかも、金融機関にお金を借りるのに必要なレベルよりできれば高いレベルで作成
することです。

 次回は計画の立て方について書いてみたいと思います。

 

2014/01/20
 事業を始めるにしろ、企業に就職して仕事をするにせよ自分の強みを作り極めていくというのは大事です。
 ただ、私には才能が・・・とか、特に目立ってできることは・・・とか、普通よりはできるけどトップクラスでは・・・
となかなか難しく感じると思います
 しかし、幾つかのパターンに分けて自分の強みを発見し力を入れていくことは可能ですし、最初から抜きんでた強みを持っている人もおられません。


1.だれでもできる平凡な事を、非凡なレベルにまで高める。

 これは、単純にパソコンの入力作業であったり、衣料をたたむような他にできる人が多くいる事を極限まで極めるということです。
 仕事には色々ルーチンワークがあると思います。誰もができ、そこそこできていれば特に何も言われない作業です。
ただ、このルーチンワークを正確に人の10倍以上のスピードで行う人がおられます。その人は素質があるというより、今の仕事を如何に早く正確にすることができるかを考え実践してきた人です。

 誰もができるものであっても、正確性を落とさずスピードを極限まで上げることができるのであれば、それは自己の強みであり、それだけで事業とすることが可能です。

 時は金なりとはよく言ったものです。
 このパターンの良い点は最初の取っ掛かりが簡単だという点です。


2.幾つかの業務を一人でできる。

 今は1つの事がそこそこできるのであれば仕事になりません。しかし1.のように極めることが難しく時間がかかることであったり、性格的にそこまで突き詰めるのが苦手な人もあると思います。
 その時には、本来は2・3社(人)で行う事を一社(人)でするというのも方法だと思います。

 物を販売するには、デザイン会社がデザインを考え、その後試作品を作る会社にその試作品を作り、別の会社で大量生産を行い、販売会社が販売する。単純に分ければ4つの工程がありますが、これを1つの会社ですることができれば、スピードアップやコストダウンになり、企業であれば利益率の確保につながります。農業の6次産業化というのもこれに該当します。

 また、全く違うジャンルに精通しているというのも1つの強みになると思います。
 本職は建築デザイナーだけど、飲食にも精通しているので、お店のデザインだけでなく、基本コンセプトからメニューまで作成でき、その人がお店の全てについて一貫性をもって企画提案できる人がおられます。その人が従業員の指導までできたら、さらに大きな仕事になると思いませんか?

 このパターンは、個人事業で考えるなら、前半は仕事の幅を広げていく、後半は趣味と絡めて進めていくと負荷が少ないと思います。


3.交友関係が尋常ではない。

 フェイスブックで有名人と繋がってる。というレベルではありません。
何かに対して自分自身は詳しくなくても、詳しい人を知っていて、なおかつその方を紹介することができ、紹介された人も
その人の紹介であればと友好的に対応してくれる。
 その人にお願いすれば、最終的にはなんとかしてくれる。たまにおられますよね。みんなから一目おかれている人が。

 こういう人になるのは難しいと思いますが、その過程として色んな人に出会ってお話が聞けるというのはいい刺激になりますし、交友関係の強化というのは仕事的に個人的にも良い事ずくめなのでやらない手はないですよね。
 全ての事についてこういったレベルまで達するのは極めて難しいことですが、あるジャンルについてであれば可能であると思います。

 こういうことが得意な方は、なんにでも興味をもって、誰にでも積極的に関与して聞きたがる人ですし、こういうことができる人は周りの人に色々な情報を提供できる人気者でしょう。
 このパターンは日頃の交流がモノをいいます。時間はかかると思いますが、財産として確実に蓄積できるものです。


 と、ざっくり書き出してみましたがどうでしょうか?
きっと3つのうちどれかは既にされているか、することに抵抗がないと思います。
こんな事を考えつつ、自分の夢を膨らませるのは大変楽しい事です。

 定期的にじっくり考える時間をつくるのは、事業にも大事ですが、プライベートでも楽しく大事なことだと思います。
 「そんなと言われても忙しくて時間をつくるのが難しいねん。」
と突っ込まれた方には、毎週この時間は確実に開ける、毎月この日のこの時間は絶対に思考の時間にする。
とスケジュール帳に書き込んで決めてしまえば意外と作れるものです。
間違いなくトップクラスの人は私達以上に忙しくてもそういう時間は作られてますから。
 お前はどうしてんねん?って? このコラムを書く時間と一緒に毎週時間を決めていますよ。

 次回からは、開業までのステップを書いていきたいと思います。

2014/01/14
 誰と一緒に仕事をするか。

 事業をするには一人ではできない業種もあります。
アルバイトを雇って事業が成立するのであれば、主従関係がはっきりしているので問題はありません。
ただ、仲間と一緒に事業を始めるときには注意が必要です。

 誰がこの事業の主となるのか。
これをはっきりしておかないと後々問題がでてきます。
共同で始めたから、仲間だからという意識で、共同代表という形で始めると責任が曖昧になり、
途中で座礁に乗り上げることになります。

 仲間だから問題がないということには残念ながらなりません。
逆にこの主従関係を最初にしっかりしていないと、せっかくの友情にまでヒビがはいることになるのです。

 事業を行うには大変な責任を負うことになります。それを何人かの仲間で負うことは
誰も責任を負わない、擦り付け合いのようになる可能性が高くなります。
誰かが責任を負い、他の仲間が支える、この関係が大事です。

 責任を明確にすることは、事業が拡大していっても大事なことです。
自分の行動に責任が出てくるからこそ、人は一生懸命に動くことができますので。

 同じ意識をもつ仲間がいることは非常にありがたいことです。
なら、それぞれが独立し、そして共同して個人ではできないような事業をする。
これぐらいの気概があれば、きっとみなさんが成功されるでしょう!!

 タイトルと違うじゃないか? 確かにそう見えるかもしれません。
上記の話は、複数で始める事業でも自分一人でする覚悟をもっていただきたいという
お話です。仲間と一緒に事業をするときは依頼するのであって依存してはいけない、
相手には相手の考えや生活があるのでなかなか自分が思ったとおりには動いてくれませんし、動けません。
その時に一人でする覚悟をもって事業を立ち上げておられれば、相手に対して必要以上に不安や
不満はでてきませんし、その時には簡単に違う人に依頼すればいいという切り替えもできると思います。
 
 そうそう。独立するって言ったら、いろんな人から一緒にどう?って言われるんですよ。
(そんなに仲良かったっけ? って方からも話が来るので面白いですが)
自分が独立せずに一緒にしようとしてる人の実力ってどうなの?とは思いますけど・・・。
最初ある程度までは、一人でされたほうがいいとは思います。
 あ、家族は別ですよ。家族の協力を得るというのは大事だと思います。
カレーで有名なCoCo壱番屋のフランチャイズでは夫婦や家族でフランチャイズをするという条件で
ないとできないという話です。(すいません。うろ覚えですけど。けど、家族の理解と協力は大きいです。)

2014/01/04
 意味は、
「一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、
最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということ。」
です。
(ちなみに、私は元旦に計画した行動を起こすと良いという勝手な思い込みから、元旦にジョギング等
することが多いです。続いているかどうかは別として。)


 開業しようとされている人、開業している人の中で個人事業されている人は、1月〜12月までを一年
として計画をたてるのが普通だと思います。ですので、プライベートも事業も両方お正月休みに考えて
行動される方は多いでしょう。


 その時に単純の1年のスケジュールを考えるように決めていないでしょうか?
もちろん、計画は最終的には具体的なものとし、毎日のスケジュールに落としこむべきものです。
しかし、あなたの夢は1年で叶えられるものでしょうか?

 皆さんには漠然と「将来はこういうふうになっていたいなぁ」という思いがあると思います。

そこです!!

その「将来はこういうふうになっていたいなぁ」という思いを達成するためには、

・その将来は何年後に達成したいか、
・そのためには、その中間点にはこれができていないといけない、
・なら、今年はこれを達成しないとだめだから、毎月こうしよう、
・じゃあ、一週間ではこういう行動をしよう

と、大きな「森」から「枝葉」を考えて行けば納得する計画が立てられると思います。
もちろん「森」の部分からわかりやすいように数字に置換えられるものは置換えて行きましょう。


計画は目標を達成するためには大事です。
が、将来にかけて大きな目標を作っていれば、イレギュラーな事が舞い込んだときに
それが今年の目標のためには全く意味がなくても、将来の布石になるのであればわざと
回り道をしても問題がないと考えられ、柔軟に行動できると思います。
最初に事業計画を建てるときも、借入には必要なくても10年ぐらいのスパンで考えて
最後に一年に落としこんでいくと、目先の返済に追われるのではなく、大きな目標のためには
こうしなければいけないという強い想いが生まれてきますよ!!


まだ年初です(といってダラダラしてはいけませんが・・・)
計画を立てていない人は計画を立て、計画を立てた人も一度見なおして、

ぜひともワクワクする計画で、年初からテンション上げていきましょう!!

もし、「よくやり方がわからないよ。」とか「ひとりではテンションが上がらない。」という
ことでしたら連絡を。一緒に考えて年初からテンション上げましょう!!
タダではないですよ。プロですから。
お茶奢ってくださいね(いいのかプロとして)。

2013/11/29

これから開業する、若しくは開業したばかりの人からよく聞くお言葉です。

ある意味正しいのですが、ある意味失敗する可能性も高い考えです。

 

  1. 副業で週末だけとか、空いている時間だけする。
  2. 借金をせずに開業する。
  3. 従業員を雇わずに家族だけでする。

[1]の場合は、規模がそもそも小さいのでもし何かで失敗しでも大きな事になることはなく(会計・財務的にです。)税理士を雇うコストを考えるとリスク回避費用としては高いと考えられます。

 

[2][3]の両方共に当てはまる開業をされるときは、開業時のリスクが少ないので事前に準備(開業本や税務署に相談等)しておけば、さほど大きな会計・財務的なリスクは発生せず、[1]と同じくリスク回避費用としては割高になります。

 

ただ、開業する時に永遠に副業であれば別に構わないと思いますが、いずれは大きくしていきたい、お金持ちになりたいという、希望や野望をもって開業されている方が大半だと思います。

 

その時に目先の費用に対して無駄が多いからという考えでは大きくなるとは難しいと思います。

税理士と付き合うということは、経営者として最低限知っていただきたいことを学べる機会でもあります。

自分がやっている事業が現在どうなっているのか、その判断には会計の知識は必須ですし事業されている方は、細かい簿記の知識が必須ではありませんが、現状どうなっているかという把握は常にしておかないといけません。

 

そこで当事務所では初年度にキャンペーンをすることで事業主様が税理士に対するハードルを

下げ、1年目に貪欲に

  • 事業の現状の把握
  • 経営者として最低限知っておくべきこと

を学んでいただきたいと考えております。

 

2年目以降で

 「もうだいたいわかったので、後は自分でやります。」

と言ってもらえると、嬉しいような悲しいような複雑な思いになりますが。

 

 

1年目限定きっちりパック

未来こうなるシート

まずはお茶でも飲みに来ませんか?

そして、社長の考える未来と現状を教えて下さい。

税理士に相談!みたいなお固い感じじゃなく、気軽にお茶でも飲みながら、今の経営のこと、将来の夢などを語りに来てください。相談料は不要です。

ご希望の方には、秋口特製の『未来こうなるシート』を後日お送りします。


☎ 075-754-8431

京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階 事務所概要はこちら

お問い合わせ・無料相談お申込み