税務署からの斡旋で、主に今年開業される個人に記帳の仕方を指導するものです。
期間は7月から翌月2月まで、合計3回の指導になります。
(国税庁のHPにも掲載されているようです。)(以前コラム「異文化?交流」でもお話しました。)
記帳の仕方とはいえ、最後は確定申告まで出来るように指導はさせていただくのですが、
当然指導は一回しかできませんし、しかも次はその1年後までしないものですので
去年の7月から2月に指導させてもらった方は、来年の申告は大変なことになるのかな?と少し不安になります。
ここを読まれている指導した人がいれば危ない時は是非連絡を(^^
(と、いいつつ指導時にHPの宣伝一切してないんですよね。 途中までなかったので。)
さて、記帳とは事業でお金を使ったり貰ったり、またその予定が確定した時に記載するものです。
昔は伝票に記載して、集計していたのですが、今はコンピューターが集計をしてくれますので、
基本的には起こったことを入力すれば完成します。
会計ソフトは個人であれば1万円もかかりませんので、青色申告をされている方には会計ソフトの導入をお勧めしています。たまに、勧める前にEXCEL等で集計をされていて、精度が良すぎて会計ソフトを必要をされない人もおられます。
(それでも、会計ソフトのほうが慣れれば楽とは思いますが)
さらに稀にコンピューターが苦手で気合で手書き集計される強者もおられます(笑)
記帳指導を希望される方は、この記帳というものをどうすればいいかがわからないで指導を希望されるのですが、
会計ソフトを導入した人で、最終的に自分でできなかった人は今までおられませんでした。
特に指導が難しかった人もなく、基本的なことと、わからない点を数回聞かれる程度です。
プロとしてはもう少し細かいことをしたくなるのですが、個人事業であって、本人がわかっているのであれば
細かく管理するより自分で思ったままに入力されても基本問題はありません。
(ルール違反はだめですが)
そして、できたもの(大体年の途中の状態で確認します。)で、今経営はこういう状態ですよ。
利益率はこうなっているのですがイメージとあっていますか? 経費がこれだけでているので所得は
現状この程度ですよ。と簡単に説明するだけで、細かいところはともかく現状を把握していただけます。
次の時には自分で現状を数字で報告してくれる人もおられます。
何がいいたいかといいますと、最初の難しいというイメージを取っ払い、会計ソフトをつかえば
誰にでもできるということです。なんとなくめんどくさいし、難しいしとほっておかずに、まず始めてみる。
最初が難しくてわからないのであれば、プロに相談してみる。
我々プロは会計ソフトに入力するのが本業ではなく、その確認と、現状の説明と今後の希望を叶えるための
お手伝いをするのが本業です。
何かわからない点があればご相談を。できれば何かする前に聞いていただけるとありがたいです(^^