若いお客さんを中心に仕事をしているので
「事業承継」
という話をする事は殆どないのですが、
税制改正もあって、ちょっと話題になりました。
詳しいことを書いても読んでくれる人は少なそうなので割愛するとして。
・以前より使いやすくなった(対象範囲が増えた)
というイメージで良いかと思います。(詳しくは最寄りの税理士に)
事業を承継するというのは、ざっくりとしたイメージだと
・代表が変わる
・株主も変わる
という感じです。
わかりやすいのは、親が作った会社を子どもが引き継ぐ。
その時に、代表も変わりますが、その会社の株式も引き継ぐ。
で、引き継ぎたい会社が大赤字であれば、株式も価値が無いわけですが、
引き継ぎたい会社ならば、株式もそれなりの価値がある。
その株式を売ったとしても、売却代金がいるし、贈与しても贈与税がかかる。
それを何とかするために事業承継税制なんて言われる、いろんなルールがあるわけです。
でタイトルのように
「できるだけ次世代に負担をかけずに事業を承継したい!」
となるわけです。
いい話なんですが、その「負担をかけない」という一点に焦点をあてたばっかりに
渡す側も、受ける側も
「こんなはずではなかった」
という承継になることがあります。
お金はかからずに済んだけど、思ってた形ではない承継になってしまった・・・
なんてならないように、最初にどうしたいか。ということを話し合う必要がありますね。
そして、したいことを変えない範囲で負担を少なくする方法を考えるべきです。
本末転倒にならないように注意しないといけません。
補助金や相続でもありがちなんですけどね。