京都・滋賀で事業を伸ばしたい経営者を、リアルタイム月次決算と行動計画で経営支援する、コーチ型経営支援税理士。
京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階
  1. 事業の倍速コラム。
 

事業の倍速コラム。

2014/08/10
やる気が出まくりで、なおかつ行動力がありまくりの2チームがあります。
やる気と行動力がある人の話を聞くのは大好きなのですが、
(びっくりするぐらいのポジティブを感じられてこちらのテンションもあがります(^^))
借入等でその思いを文章にしてもらうことがあります。


この2チームに、やる気・行動力・それに伴う結果には差がありません。
しかし、文章や資料として表現する力に大きな差がありました。

1チームは思いを文章にすることが苦手で、売上や利益のような普段つかっている数字はすらすら出てくるのですが
そこから会社全体の経営の数字であったり、その思いを順序だてて記載することが苦手でした。
(実際の借入の時には文章を社長と一緒に考えたり、訂正したりします)

もう1チームは、現状の把握、新たにすることの状況、計画、目的、将来の展望をきっちり文章にされていました。
ただの文章だけではなく、その根拠となる資料も添付されています。
(一店舗の展開から世界規模へ、初年度から10年・20年後まで書かれていたのでワクワク感が止まりません(^^))


両チームともお金を借りることができれば、返済も滞ることもなく順調に成長されることでしょう。
きっと色々問題も出てくるでしょうが、この2チームにはそれを乗り越えるバイタリティも備えているからです。

しかし、お金を貸す立場としては前者より後者のほうがお金を貸しやすいのが実情です。
担当者から上司へ、そして会議によって決議されるのが通常ですが、経営者の思いが口頭だけだと、
担当者にはわかってもらえても、上司や実際に会議で決定される人には伝わりにくいです。

後者のように思いをきっちり文章にされ、それの根拠も資料として添付している
と担当者も上司に伝えやすいですし、会議でもその資料が根拠にもなります。


思いを口頭で伝えることも大事ですが、それを文章や資料にすることができる力がないと
自分の力を100%相手に伝えることができません。
どんな野球のうまい人でも、バットがプラスチックだとやれることは限られてくると思います。
表現力も口頭だけではなく文章でも表現できるほうが成果が大きくなると思います。

文章での表現力はビジネス本を読むことでも鍛えられるとは思いますが、長編小説などを読んでみるのも
いいと思いますよ。

このお盆に一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

2014/08/25
 税務署からの斡旋で、主に今年開業される個人に記帳の仕方を指導するものです。
期間は7月から翌月2月まで、合計3回の指導になります。
(国税庁のHPにも掲載されているようです。)(以前コラム「異文化?交流」でもお話しました。)


 記帳の仕方とはいえ、最後は確定申告まで出来るように指導はさせていただくのですが、
当然指導は一回しかできませんし、しかも次はその1年後までしないものですので
去年の7月から2月に指導させてもらった方は、来年の申告は大変なことになるのかな?と少し不安になります。
ここを読まれている指導した人がいれば危ない時は是非連絡を(^^
(と、いいつつ指導時にHPの宣伝一切してないんですよね。 途中までなかったので。)


 さて、記帳とは事業でお金を使ったり貰ったり、またその予定が確定した時に記載するものです。
昔は伝票に記載して、集計していたのですが、今はコンピューターが集計をしてくれますので、
基本的には起こったことを入力すれば完成します。

 会計ソフトは個人であれば1万円もかかりませんので、青色申告をされている方には会計ソフトの導入をお勧めしています。たまに、勧める前にEXCEL等で集計をされていて、精度が良すぎて会計ソフトを必要をされない人もおられます。
(それでも、会計ソフトのほうが慣れれば楽とは思いますが)
さらに稀にコンピューターが苦手で気合で手書き集計される強者もおられます(笑)


 記帳指導を希望される方は、この記帳というものをどうすればいいかがわからないで指導を希望されるのですが、
会計ソフトを導入した人で、最終的に自分でできなかった人は今までおられませんでした。
特に指導が難しかった人もなく、基本的なことと、わからない点を数回聞かれる程度です。
プロとしてはもう少し細かいことをしたくなるのですが、個人事業であって、本人がわかっているのであれば
細かく管理するより自分で思ったままに入力されても基本問題はありません。
(ルール違反はだめですが)

 そして、できたもの(大体年の途中の状態で確認します。)で、今経営はこういう状態ですよ。
利益率はこうなっているのですがイメージとあっていますか? 経費がこれだけでているので所得は
現状この程度ですよ。と簡単に説明するだけで、細かいところはともかく現状を把握していただけます。
次の時には自分で現状を数字で報告してくれる人もおられます。

 何がいいたいかといいますと、最初の難しいというイメージを取っ払い、会計ソフトをつかえば
誰にでもできるということです。なんとなくめんどくさいし、難しいしとほっておかずに、まず始めてみる。
最初が難しくてわからないのであれば、プロに相談してみる。
 我々プロは会計ソフトに入力するのが本業ではなく、その確認と、現状の説明と今後の希望を叶えるための
お手伝いをするのが本業です。
 何かわからない点があればご相談を。できれば何かする前に聞いていただけるとありがたいです(^^

2014/08/04
事業をしていて、借入をまったくしていない場合は少ないです。

借入理由は
1.設備投資資金として。
2.運転資金として。
3.特殊な損失による(事故等)の対応。
4.資金繰りの悪化。
などが一般的です。
個人的に購入したいもののために会社名義で借りた、なんて困った理由もあるでしょう。

商売をずっとされている人は、借入に対して、特に良い悪いという感覚はないとは思いますが
サラリ—マンの家で育ち、本人も普通に就職された人にとっては、借入はマイナスのイメージが
大きいようです。
しかし、そのような人でもマイホームを買うときはローンを組んで購入されていると思います。

なぜ借り入れをするか?
まぁ 家がほしいからなのですが、おそらくは、お金を貯めてから現金で家を買うまで待てない
から(賃貸ではらう家賃がもったいないという理由もあるでしょうが)が大きいと思います。
貯めてから買えば、当然利息を払う必要もないのに・・・です。

事業も一緒です。その事業ができるまでお金を貯めているのでは間に合わないのです。
そもそも、新しい事業をするという事は、将来的には今していることをよりお金を稼げるという
前提があると思います。(ボランティアや慈善事業は別ですが)
お金を借りて行動を起こすことで、お金を集めたり、貯めたりする時間を買うことができます。
お金を稼ぐことはその程度はともかくとして、だいたいの人ができることです。
でも失われた時間を取り戻すことは誰にもできません。

まさに タイムイズマネーということですね(^^

時間を買うための借入。前向きの借入には積極的にいきたいところです。
そのためには、しっかりとした計画の作成が前提ですが(^^

2014/08/18
お客様となっていただく方には色々な方がおられます。
業種の違い、年齢の違い。性別の違い、歴史の違い
同じお客様はおられません。
同じ業種で同じ商品を売っておられても、社長の方針の違いで全然違ってきます。

今回お客様になってもらえた業種は「販売」です。
ただ、普通の販売ではなく「輸出業」です。
普通の販売と何が違うかといいますと、当然販売先が違うわけですが、
税務上でいうと消費税の還付を受ける可能性がある業種となります。
通常の業種で消費税を中間で払いすぎたら還付ということはあっても
常に還付の可能性があるというところは珍しいです。

500円の商品を1000円で売った場合、消費税は

80円(売った時にもらった金額)−40円(仕入した時にはらった金額)=40円

と40円の消費税を納付する必要があるわけですが、輸出の場合

0円(外国の人に売るので消費税は受け取りません)−40円=△40円

と40円の還付を受けることになります。(簡単に説明したので、通常ここまでシンプルにはなりません)

当然知識としては知っているので、説明はできるわけです。
ただ、実際にその実務に携わるとすこし違ってきます。
それまでにしておかないといけない準備もありますし、計算も通常より複雑になる可能性もあります。
実務を経験することで単なる「知識」が「能力」になってきます。

「知識」から「能力」への変換が常にできる場にいることが大事だなとつくづく感じます。
会社員の時は単に面倒だなと思っていましたが(笑)

未来こうなるシート

まずはお茶でも飲みに来ませんか?

そして、社長の考える未来と現状を教えて下さい。

税理士に相談!みたいなお固い感じじゃなく、気軽にお茶でも飲みながら、今の経営のこと、将来の夢などを語りに来てください。相談料は不要です。

ご希望の方には、秋口特製の『未来こうなるシート』を後日お送りします。


☎ 075-754-8431

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