個人事業主や会社の代表として仕事を始めると、個人のお金と事業のお金の分別がつかなくなります。
(お金に印がついてるわけでもないですしね。)
結婚されていて、生活費を奥さんに渡していたり、事業のお金を従業員さんに任せている人なら分別がわりと
ついているのですが。
経営がうまいこといっているかどうかは大まかには2点だと思います。
1つめは、利益が出ていること。
2つめが、資金ショートしていないこと。
1つめと2つめは似ているのですが微妙に違います。
飲食店のように売上=現金収入という形態であっても、最近では
カード売り上げがあったり、材料仕入れについては掛仕入をしていたりします。
つまり、利益の確定時点と現金増加の時点は違うのです。
経営者として、いかに利益を出し続けるかということと、現預金を0にしないか。
この2点は常に考えておかなければなりません。
まず事業の現金預金がどうなっているかの把握が大事になってきます。
預金は通帳に記帳されているため、まめに記帳しておけば把握できます。
しかし現金は最初に書いたように、個人の生活費と事業のお金を一緒にしているとその把握が困難になります。
細かいことでですのでつい面倒で一緒になってる人も多いです。
しかし、この細かいとこをしっかりしている人ほど経営が安定しているのもまた事実です。
よく、大きなことをするには、小さなことの積み重ねからといいます。
経営を安定させるという大きなことのために、現金の管理をしっかりしてみてください。
意外とお金を事業と関係ないことに無駄に使っているという発見があると思います。