会社を設立された人や個人で事業を始められた人、そういった人で申告をされていない人に
たまにお見かけします。
立場上は「申告はちゃんとしてくださいね。」と伝えますが最終は本人の自己判断になると思います。
(こちらが勝手にするわけにもいきませんし)
その時に「いやや」という判断をされた方に話す機会があるのなら
・義務ですよ。
・お金を借りるときに困りますよ。
・いつまでも見つからないわけではないですよ。
・見つかった時には、実際に払うべき税額以上の金額を払うことになりますよ。
と伝えますが、そういう人はあんまし気にされないのが実情です。
(伝え方が悪いともいいますが。)
逆に、今までしてなかった人(気にはされていたが、めんどくさかったとかか、問題はないと思われていた人です。)
がこのままではいけないと、意を決して相談に来られる場合もあります。
その時は、過去にさかのぼって申告することになるのですが、その場合でも
・税務上、ちゃんとしていれば受けられた恩恵を使うことができない。
(欠損金の繰越等、届け出を出していれば受けられるもの)
・申告期日を守っていないので、それなりのペナルティがある。
(無申告加算税(20%から5%にはなりますが)延滞税等)
・資料が揃っていないことも多いので、実際に費用にできたものの証拠がない。
等の被害が出てしまいます。
しかし、過去の膿をだすことで、現状を把握し、これからどうするかなど、前向きに
進めることができますので、もしこれを読まれている申告をされていない人、もしくは、
そういう知人がおられる人は、税理士に相談してみて下さね。
相談するだけでもスッキリされると思いますよ。