体力がある時には問題がないことも、何かあった場合は・・・色々問題が出てきます。
発病し入院となった場合、経営者には代わりがいません。
・本人抜きでどれだけ事業を運営できるか
・収益が下がった場合に、補填できる手段を作っているか
と言った対策を元気な間にしておく必要があります。
一般的には、自分の右腕となる人間を育てるとか、仕組み化、何かしらの保険や、余裕を持った借入で
対策していく事が多いです。
本人の判断に問題が出てくると
1.本人の行動に問題が出てくるので、経営どころではなくなる
2.周りが対応しようにも、本人の判断ができないなら、株・不動産等の処分、移動ができず身動きが取れなくなる。
と言った事が起こります。
1.は体の問題より大きな影響が出てきますし、2に至っては、改善にようにも身動きが取れなくなります。
老化と認知の問題は本人も認識していますが、体の問題のように、病気で入院したと言ったような自覚が出てくる事は稀です。
ついつい、後手になりがちです。
対策として、あげられているのは、
・遺言
・成年後見
・信託
と言われるものです。
それぞれの特徴は次回に書いてみたいと思います。
(ちなみに、得意な士業は、弁護士や司法書士になりますので、あくまでざっくりですが)