事業を次に繋げる時の最後の手段ですね。
親族でもなく従業員でもない。全くの第三者に売却するものです。
昔は、得意先や仕入先、知人に売ることが多かったかと思いますが、今は市場が確立されてますので、
全く知らない第三者に売却することも多くなってきました。
M&A自体が一般的になってきたとはいえ、まだまだわかりにくいものだとは思います。
手段はいくつかあるのですが、基本的なものは次の2つ。
イメージするまんまではないでしょうか?
会社の株式を買い取って、その会社を所有する形になります。
会社のすべてを買い取るので、資格とか許可といったものが引き継がれる形になります。
(旧代表の資格に依存していると別ですけど)
ただ、決算書上に見えていない負債も引き継ぐことになりますので、譲渡前には会社の中身を
正確に確認する必要があります。(デューデリジェンスと言います)
会社の一部分を購入する形です。
なので、上記と違い、購入する部分だけ確認することになりますので、チェックは株式譲渡より
簡単になります。
ただし、一般的には許可や免許は再取得する必要がありますし、契約も再度契約をしなおす
必要がでてきます。
どっちも一長一短ではありますので、売り手側・買い手側の状況に応じて選んでいくことになります。