事業をしているのであれば、この時期までにここまではしておきたいということが、大なり(事業規模の拡大ペース等)小なり(納期に間に合わせる等)あると思います。
こういった時の対応には幾つかのパターンがあります。
1.寝る間をおしんで頑張る。
2.従業員に残業してもらう。
3.追加雇用や、外注で対応する。
4.M&Aや事業承継をする。
こんな感じでしょうか?
1や2は小なりの時で、臨時的な場合の対策です。常時1や2で対応すると崩壊するのが目に見えますしね。
3は1・2が常時になる場合や事業が成長時に、今後の拡張のために行われる対策です。
4はなにやら大層な感じですが、自社の同業者と一つになるためM&Aし、事業規模の拡大を行うことは3より有効だと
思います。
きっと今の時代ですと事業承継したくても対象者がいない会社というのはあるものです。
異業種だと情報量はM&A専門家には勝てませんが、同業であればそういう話もちらほらでてくるかと思います。
3と違って何やら大変そうではありますが、例えば3で5人新規採用し一つの部門が事業として波にのるまで成長させるのか
同じ部門を他の会社からM&Aして事業を波にのせるのかどっちのほうが楽だと感じますか?
1人雇って育てるのと、その1人ができるような事業を買うのであれば、1人を雇ったほうが簡単でしょう。
しかし、一定規模以上のものをしようとした場合には、M&Aしたほうが事業の規模や実績がはっきりしていますし、
人の履歴や成長度合いを吟味するより簡単で失敗が少ないのではないでしょうか。
M&Aには合併はともかく、買収時には大きなお金が発生する可能性もあります。しかし何人かを雇用して実力が伴うまで
給与を支払い続ける金額と、今ある事業を買収する金額、最終的にどちらが安上がるかは色々です。
それ以上に時間という大きなものを買うことができるのがM&Aの特徴だと思います。
M&Aと大層に考えなくても、お金を出すことで時間が短縮できるものがあるなら、それは良い買い物だと思いますよ。
(買ったお金を再び得る時間のほうが長いなら辞めたほうがいいでしょうけど)