京都・滋賀で事業を伸ばしたい経営者を、リアルタイム月次決算と行動計画で経営支援する、コーチ型経営支援税理士。
京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階
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設備資金と運転資金

お金を借りるときには理由があると思います。

・住宅を買いたいとき
・新しい投資をしたいとき
・通常の資金繰りの改善のため
 などなど。

タイトルはともかく、必要な金額が借りれたら問題ないんじゃない?
と思われるかもしれませんが、一般的に借りる目的によってその中身が変わってきます。

住宅取得であれば、35年の長期でかりることができ、金利も安いです。ただし、住宅限定です。
投資が機械の取得や、店の改装等であれば、7年から10年、ものによっては20年の長期間で借入が
可能であったり、運転資金より金利が安い可能性もあります。
運転資金は、通常5年です。

返済期間が長ければ、当然利息額は大きくなりますが、月々の返済額は抑えられます。
会社は赤字だから潰れるのではなく、お金がなくなった時点で潰れてしまいます。
余裕が有るのであれば、短期間で返してしまうのが一番安くすみますが、いつどうなるかわからない
事が多いので、長期間で余裕をもって借りるのがいいと思います。

ところで、通常新しい事業をされるときは、設備投資の費用と何ヶ月分か収入が不安定な期間の費用を
借りることになります。
そのときに、設備投資の時点では自己資金を使ってしまい、費用の借入のみを希望される方が結構おられます。

この状態ですと、借入としては運転資金で借りることになり、特に起業したての場合、借りれる金額に
限界があったりします。しかし、設備投資の前に借入の申請をすれば、同じお金をかりるにしても設備投資
として借りることが可能になります。そうすると長い期間で借りられたり、借りれる金額が多かったりします。

それは、運転資金という、こちらが試算したよくわからない金額(計画にかかれている数字で判断)より、
設備資金という使う用途と金額がはっきりしているもの(賃貸契約書や設備投資の見積書をつけます)
ほうが金融機関としても貸しやすいからです。

ほとんど同じ状態であっても、面倒だと言って借入の行動を少し送らせてしまったばかりに、
最初の借入で予定が狂うこともありますので、行動する前に専門家に相談することをおすすめします。

私も専門家の一人として、相談にのっておりますので、よろしくお願い致します。

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