税理士と言えば節税ということで、
税金やすくしてーな。とか、なくしてーな。となかなか無茶ぶりをされるわけですが。
最終結論は
「税金を0にすることはできるが、そのためにはお金を大量に使うので生活できない。」
という話をしていたりします。
(税金の支払を先延ばしにして、事業の展開に合わせて複数年の合計税額を無理なく減らすのが
基本的な方法ですね。)
それはさておき、個人事業主の方の節税方法というのは更に限られてきます。
その中で個人で仕事をされている人に節税がいるいらないはともかくとしてかならずお話するのがタイトルの
「小規模企業共済」
というものです。
月額何円かで積み立てておき(年払いもできます)、解約時にお金が返戻されるものです。
途中で増額減額もでき、48ヶ月以上かけておけば、基本全額以上は返戻されます。
節税としては、この支払った金額(年間84万円までかけることができます)を
所得から減らすことができます。
個人の方は退職金というモノがありません。
そのためには日々の利益からどこかにためておく必要があります。
貯金の利息は知れていますし、保険も必ず得するようなものではありません。
しかし、この小規模企業共済は、国が(正確には中小機構ですが)しているもので
営利目的でしているものでもありませんし、入って損をするものではありません。
無理をして入って生活ができないようでは意味がありませんが、引退後のことを考えるなら
まずはここから初めてはいかがでしょうか?
これを掛けてから、通常の貯蓄や保険や投資に向かうべきだと個人的には考えています。
加入は、金融機関や税理士も手続きをすることができますので興味が有りましたら
連絡ください。