前回、少し運転資金の融資について書きました。
銀行が出している、借入の商品は色々ありますが、事業関係で大きく分けると
・運転資金
・設備資金
に分けられます。
事業拡大してきたときにお金の動きが大きくなってくると、残高の心配が出てきます。
何か一つのズレが資金ショートにつながるからです。
先払いの仕事の場合、ある程度現金をプールして置かないと仕事を受注することもできなくなります。
こういった場合に使うのが運転資金です。
借入限度額も小さめで、借入期間も次の設備資金と比較すると短いです。
使用理由が通常の事業の費用に使うものですので、借りるときに見積もりを必要としないことが多いです。
そのため、設備で借りてもいいものも運転資金で借りてしまうような事があったりします。
お金は、借りるなら大きく、期間は長くが会社が生き残る基本となります。
明確に使いみちが決まっていて、その中身が、機械、車、不動産ならば設備資金になります。
運転資金より、使いみちが決まっているので、状況によっては運転資金より貸してくれることもあったりします。
(最終は、企業が返せるかどうかで判断してるでしょうけど)
基本的には、金額が大きめで、期間が長いです。(20-30年といったものもあります。)
基本的には融資は企業が返せるかどうかですが、不動産を購入する場合、その不動産の担保価値も
加味して融資してくれます。
どっちが優位ってことではなく、使う用途に応じて借りていくのが基本となります。