資金繰りの改善といえば、
・売上の増加
・利益の改善
・経費の削減
をイメージするのではないでしょうか?
事業の改善としては王道ですので常に考えるところではあります。
他にも現金を増やす以外にも改善につながることもあります。
入金は一日でも早く、支払いは一日でも遅く。
例えば、売上が末締、翌末日入金 支払いも末締め、翌末締払いの場合
入金が支払いに間に合ってそうですけど、入金が入るまでは手続きが間に合いません。
銀行が他行の場合・・・間に合わない可能性がでてきますね。
こうなってくると必要な資金は、たった一日なのに倍必要になってきいます。
入金を翌月25日にできたり、支払いを翌々月10日にするだけで、必要な金額は一月分ですみますね。
しかし、なかなか入金・支払日を変更することはできないことも多いです。
下請けの場合は、勝手に入金を伸ばされる・・・なんてこともあるかと思います。
回収の催促はするとしても、資金繰りに翻弄されると、本業に集中することができなくなってしまいます。
そのための借入が、運転資金の借入になります。
月末に資金が足りないからといって、急に借りれるわけではありませんので、
事前の対応が必要になってきます。