従業員を雇うかどうかは悩むもの。
一旦雇うと、固定費がかかりますし、簡単にやめてもらうわけにもいきません。
昔とは違うとはいえ、従業員とその家族の生活を引き受けることになりますし。
しかも、外部の人間に依頼するというのは昔に比べて簡単になっているかと思います。
それでも敢えて従業員を雇う必要を考えてみると。
外部の人に、仕事を依頼する。
他の経営仲間と提携して事業を展開していく。
便利であったり、楽しくはあるのですが、目標を共有して進めていくのには向いていません。
提携であっても、それぞれの目的が合っての提携なので、目標の共有とはずれていくかと思います。
従業員であれば、社内の仲間として一緒に目標に向かって進めていくことが基本ですので
経営目標の共有は比較的しやすいです。
(それはそれで、経営者の力量が問われるのですが)
ずっと付き合っている、仕入先、業者さん、経営仲間というのは確かにあります。
ただ、会社として長期に最後まで付き合ってくれる一番の人は従業員です。
会社の色に育ってくれれば、一番の戦力であり仲間になってくれます。
まず、自分の事業をいつまでするか、最後どうしたいのか。
ここさえ決まってくれば、人を雇うのか雇わないのかは自ずと決まってくるのではないかと。