一般的には、健康保険・厚生年金・労働保険をさすかと思います。
そのうち健康保険と厚生年金が日本年金機構に会社が支払いするもので、
給与の支給額から控除される、給与明細でおなじみのしろものです。
給与を貰ってる人ですら、
「なんかわかんないけど、たくさん引かれてる」
と思われているものですが、
会社からすれば、
「会社に貢献しない厄介で高額なしろもの」
「従業員は手取りで見ることが多いので、給与を少なく感じさせるしろもの」
「しかし、健康保険と厚生年金を加入してないと、従業員の募集で真っ先に求人対象から外されるもの」
という、三重苦のしろものだったりします。
では、なんでそんなものが会社の場合、強制加入の対象になるか。
それは従業員の老後の生活基礎となる年金の元だからです。
何歳で受け取るかは今は選択ですが、死ぬまで永遠に貰えるものは基本国民年金・厚生年金しかありません。
そのために働きだしてから少しずつ溜め込むようなものなのですが・・・
最近の情報の流れだと、払うだけ無駄だと印象だけが大きくなっている状態です。
ついでになんでこんなの払わなあかんねんと、社長から八つ当たりされる始末(笑)
ちゃんと、こちらも説明するのですが。
昔と違って強制だからでは納得してくれない世の中です。
ちゃんと価値があるものだと誰かちゃんと説明してくれないものかと、毎年この時期には思ってしまいます。