お客様となっていただく方には色々な方がおられます。
業種の違い、年齢の違い。性別の違い、歴史の違い
同じお客様はおられません。
同じ業種で同じ商品を売っておられても、社長の方針の違いで全然違ってきます。
今回お客様になってもらえた業種は「販売」です。
ただ、普通の販売ではなく「輸出業」です。
普通の販売と何が違うかといいますと、当然販売先が違うわけですが、
税務上でいうと消費税の還付を受ける可能性がある業種となります。
通常の業種で消費税を中間で払いすぎたら還付ということはあっても
常に還付の可能性があるというところは珍しいです。
500円の商品を1000円で売った場合、消費税は
80円(売った時にもらった金額)−40円(仕入した時にはらった金額)=40円
と40円の消費税を納付する必要があるわけですが、輸出の場合
0円(外国の人に売るので消費税は受け取りません)−40円=△40円
と40円の還付を受けることになります。(簡単に説明したので、通常ここまでシンプルにはなりません)
当然知識としては知っているので、説明はできるわけです。
ただ、実際にその実務に携わるとすこし違ってきます。
それまでにしておかないといけない準備もありますし、計算も通常より複雑になる可能性もあります。
実務を経験することで単なる「知識」が「能力」になってきます。
「知識」から「能力」への変換が常にできる場にいることが大事だなとつくづく感じます。
会社員の時は単に面倒だなと思っていましたが(笑)