不動産価額が上がってきています。
日本の人口減を考えると、そのうち下がりそうなものですが、
相場の専門家ではありませんので、知りたい方は詳しいプロに聞いてもらうとして。
今は、あえて新築を買うのではなく、中古住宅若しくはマンションを購入して
その後に、自分らしいリノベーションを施すことも一般的になりつつあるようです。
注文住宅ならともかく、一般の建売では自由度は少ないでしょうし、
マンションに至っては、自由度はほぼ無いかもしれません。
それであれば、中古物件を購入してリノベーションするもの・・・といった流れなのでしょう。
トータルコストも下るらしいですし。
と、一緒に考えられるのは住宅借入金等特別控除です。
借入金残高に応じて、所得税・住民税を減額することができる制度です。
安易に適用できると考えられているようですが、たまに適用対象外な住宅を
購入されている人もおられるので一応注意点を。
全てではありません、あくまでありがちな例です。
・狭い。
50平米メートル以上が対象です。
建売で対象外になることは殆どないのですが、
個人用にマンションを購入される場合に、たまに対象外になります。
購入時にチラシ等に書かれている平米が50㎡である場合、登記簿上ではそれを下回ることがあるからです。
(測定基準のちがい)
個人でお住まいで、マンションを購入される場合、登記簿上の広さも確認しておいてくださいね。
・古い
住宅借入金等特別控除の対象には築年数の制限があります。
通常で20年、マンションのような建物は25年です。
それより古いものは対象になりません。
よくある古民家はだいたい対象外になります。
(増改築の借入については、別の控除がありますが)
住宅購入は、人生で一番高い買い物だと思います。
(なにげに払ってる生命保険もそれについで高いのですが)
めんどくさがらずに、慎重に購入してくださいね。